ブレードシステム・リソース利用方法

ブレードの基本情報については詳しくは以下のサイトをご覧ください.
新システム構成簡易図

ブレードの基本リソース

・1ブレードあたり2CPU(1CPUあたり6コア,2CPUで12コア(論理コアは24)),メモリは128GBである.
・ブレードの枚数は16枚であり,総CPUコア数は192コア(384論理コア),総メモリは2TBである.

ブレード上で動作するVMへのリソース割り当てについて

ブレード上ではVMを作成できます.OSを動作させる為には,

  1. VMを動作させるブレードを選ぶ.
  2. ブレードのリソースを割り当ててVMを作成する.
  3. 作成したVMにOSをインストールする.

という流れになります.

リソースの割り当てというのを具体的に言うと,ハードディスクの容量,メモリ容量,プロセッサの数を決めることになります.
またこの時,1つのVMに割り当てられる最大仮想プロセッサは8つになります.

リソースの予約

 メモリの容量とプロセッサのクロック数を「予約」しておくことでリソースを確保することができます.
今回のブレードシステムは基本的な動作として使用していないリソースは他に割り当てるということを行います.ですが,中には常にいくらかのリソースは確保しておきたいVMなどがあります.
そこで使えるのがリソースの「予約」です.

プロセッサの割り当てについて

1つのVMに割り当てられるプロセッサは最大で8つになります.ここで浮かぶ疑問として,

    「ブレード1つの論理コアは24しかないので,ブレード上で動かしているサーバで使用しているプロセッサの合計は24を超えることができないのか」

というのがあります.結論から言えば24を超えても大丈夫です.それは,すべてのサーバが常にプロセッサをフルで使っているわけではないからです.VMWareがうまく調整してくれます.

しかし,並列計算等でプロセッサそれぞれをフルで使う場合はプロセッサの合計が24を超えないようにした方がいいかもしれません.ここら辺の動作の確認は行えていません.
もしも並列計算でブレードを扱う予定でしたら,早めにシス管までご連絡ください.できればブレードの性能の評価などを行ってくれるととても助かります.

VMのクローンとテンプレートについて

VMはクローンをつくることができます.クローンとは,VMのコピーのことです.OSがインストールされている場合は,そのOSごとコピーされます.コピーされたOSはネットワークの設定を除いて同じものとなっています.
また,VMはテンプレートにして保存しておくこともできます.テンプレート状態だとブレードの上ではなくストレージ上にデータとして保存されます(ストレージ上から退避させることができる).
また,テンプレートにされたVMのコピーをとって立ち上げることができます.
この2つは似ていますが,クローンは現在ブレード上で展開されているVMのコピーを作ることで,テンプレートはブレード上で展開されているVMをストレージの上にデータとしておいておくことだと思ってください.

VMの操作とブレードリソース貸し出し手順について

VMへOSをインストールするときはWindows で vSphere Client を用いて行います。ブレードでの操作は全てvSphere Clientから行う事になります。
ただし、vSphere Clientでブレードの操作権をもつということは、ブレード上でのVMWareの設定を全て変更することができるということです。なのでvSphere Clientでの操作権を一般ユーザへ与えることは難しいのが現状です。
なので、現在ブレード上のリソースを使いたい場合は大まかに次の流れに成ります。

  1. シス管がVMの設定からOSのインストール、それとネットワークの設定をしてsshでログインできる所まで設定する。
  2. 作成したVMのドメイン(IPアドレス)とrootのパスワードをブレードリソース利用希望者に伝えて引き渡す。

複数台の同じ環境のサーバを利用したい場合は上記の流れに加えて以下のようになります。

  1. シス管がVMの設定からOSのインストール、それとネットワークの設定をしてsshでログインできる所まで設定する。
  2. 作成したVMのドメイン(IPアドレス)とrootのパスワードをブレードリソース利用希望者に伝えて引き渡す。
  3. ブレードリソース希望者は、sshを使いVMにログインしてサーバの設定と環境構築を行う。
  4. サーバの環境構築が終わるとシス管へ「クローン」を使ってサーバを増やして貰うよう連絡する。
  5. シス管は指定されたサーバをクローンして増やす。クローンされたサーバはネットワークの設定が初期化されているので、ネットに繋がるよう設定をしてから増やしたVMを引渡す。

基本のスタンスとしては、OSのインストールやリソースの割り当てはシス管が行い、ブレードリソース利用希望者はsshを使ってサーバの設定をしていくことになるでしょう。
「OSのインストールも自分でやりたい!」という方はシス管員立会いの元行ってください。

並列計算用サーバについて

新システムでは並列計算用のVMも用意しておくことも考えています。
現在はまだ作成されていはいませんが、並列計算用のVMを複数台用意するとともにrepository用サーバ(yomitan)にジョブスケジューラー(Torque等)をインストールして誰でも扱えるようにする予定です。
また、並列計算用に用意したVMはそれぞれ仮想プロセッサの数を変更することもできます。仮想プロセッサの数を変更したい場合はシス管へ連絡してください。

意見・質問はシス管まで!

なにかありましたらシス管(sys-admin@ie.u-ryukyu.ac.jp)までご連絡ください。

最終更新日: 2013/01/21