琉球大学 教務情報システム
2011年01月05日
シラバス詳細
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情報科教育法B
科目番号 情368
履修年度
2010年前期
開設学部等 工学部 情報工学科
期間
前期
曜日時限 木曜日1時限 工1-321
単位数
2
担当教員 岡﨑 威生
講義コード
60124800
■授業内容と方法
高等学校普通教科「情報」の免許取得のために履修が義務づけられている「情報科教育法」を実施する科目である。
  (1)教授手段としての情報技術・メディア
  (2)学習手段としての情報技術・メディア
  (3)情報技術そのものについての科学的な理解
  (4)情報化社会における社会的・経済的・倫理的な認識と理解
以上4つの視点を考慮した情報化時代における教育観・学習観を体得することを目標とする。
講義内容は,指導方法の検討と教育内容の概観の2部に大別され,これら理論的背景に基づいた模擬授業も実施する。
期間中に実施される教育実習の事前・事後ケアを行う。    
■達成目標
【積極性  A-2】自由な発想に基づき,自ら積極的に考え自ら意欲的に行動することができる。
【実践性  F-1】模擬授業の設計と実施をおこない,独自性を活かすことができる。
【専門性  H-2】「情報」に含まれる各分野の内容を正確に理解し,先端の研究内容との関連づけができる。  
■評価基準と評価方法
教科情報の特性を理解し、授業計画の立案と実施及び自己分析ができること。
レポート提出(50点)・演習(40点)および出席点(10点)により評価する。中間試験・期末試験の代用とする。  
■履修条件
普通教科「情報」免許取得の意思があること。
情報科教育法A・教育実習を履修済または履修予定であること。  
■授業計画
第1回目  イントロダクション,講義計画,グループ分け,教職単位確認
第2回目  授業評価シート作成(1)
第3回目  授業評価シート作成(2)
第4回目  評価シート作成,模擬授業学習指導案発表
第5回目  模擬授業(1)
第6回目  模擬授業(2)
第7回目  模擬授業(3)
第8回目  模擬授業評価
第9回目  教育実習研究授業検討(1)
第10回目  教育実習研究授業検討(2)
第11回目  生徒評価法の検討(1)
第12回目  生徒評価法の検討(2)
第13回目  生徒評価法の実践(模擬授業)、生徒評価法の実践検討
第14回目  生徒評価法の実践(模擬授業)、生徒評価法の実践検討
第15回目  生徒評価法(模擬授業)の評価  
■事前・事後学習
[事前]  各回の教科書該当箇所に目を通すこと。
[事後]  ほぼ各回、レポート作成が課題となるので取り組むこと。
学習指導案や授業資料、報告書等の作成のために、平均週3時間程度の時間外学習が必要である。
 
■教科書 ISBN
「情報科教育法」岡本敏雄 西野和典 香山瑞恵著 丸善株式会社 4621070185
 
■参考書 ISBN
「情報科教育法」大岩元 橘孝博 半田亨 久野靖 辰己丈夫著 オーム社 9784274206641
 
■備考(メッセージ)
Webclassを利用して講義情報の提供とレポート提出を行なう。
https://webclass.cc.u-ryukyu.ac.jp/  
■オフィスアワー
毎週月曜日  9:00-12:00  工学部1号館706室  
■メールアドレス
okazaki@ie.u-ryukyu.ac.jp
 
■URL
http://www.ms.ie.u-ryukyu.ac.jp/class/edu-b/