琉球大学 教務情報システム
2011年01月05日
シラバス詳細
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情報理論
科目番号 情255
履修年度
2010年後期
開設学部等 工学部 情報工学科
期間
後期
曜日時限 水曜日1時限 工1-322
単位数
2
担当教員 遠藤 聡志
講義コード
60100100
■授業内容と方法
情報工学のみならず多くの学問分野における基礎的学問である情報理論を学習する.情報理論の歴史,情報量とエントロピー,マルコフ情報源,情報源符号化(クラフトの不等式,瞬時符号,ハフマン符号など),通信路(通信路行列,相互情報量,通信路容量),通信路符号化(シャノンの基本定理),誤り訂正・検出符号(ハミング符号など)などが中心課題である.  
■達成目標
○情報理論の基礎知識を身につけること(専門性:H-2)
○基本的なハフマン符号などを作成できること(実践性:F-1)
○情報源符号化や誤り訂正・検出符号の考え方を新しい対象に利用できること(創造性:G-1)  
■評価基準と評価方法
評価方法
情報量,情報源モデル,通信モデルとその符号化に関する試験とレポートを課す.
試験(80%)とレポート課題(20%)を総合的に評価する.  
■履修条件
線形代数学,確率・統計,情報数学を履修していることが望ましい.  
■授業計画
第1回目ガイダンス:登録とシラバス配布
第2回目  2進数の基礎
第3回目  確率論の基礎知識
第4回目  確率論の基礎知識2    
第5回目  情報量とエントロピー
第6回目  情報量とエントロピー2
第7回目  情報量とエントロピー3
第8回目  中間試験
第9回目  情報源と通信路
第10回目  情報源と通信路2
第11回目  符号化
第12回目  高効率の符号化
第13回目  雑音のある場合の符号化
第14回目  誤り訂正のある符号化
第15回目  暗号による通信
期末試験  
■事前・事後学習
 
■教科書 ISBN
塩野 充:わかりやすいディジタル情報理論 オーム社
 
■参考書 ISBN
野村由司彦「情報理論入門」コロナ社
 
■備考(メッセージ)
【重要】前年度までの教科書とは、教科書がかわっていますので注意すること!  
■オフィスアワー
月2限,火6限,水2限  
■メールアドレス
endo@ie.u-ryukyu.ac.jp
 
■URL
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