琉球大学 教務情報システム
2011年01月05日
シラバス詳細
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コンパイラ構成論
科目番号 情212
履修年度
2010年後期
開設学部等 工学部 情報工学科 システム情報工学
期間
後期
曜日時限 金曜日4時限 工1-321
単位数
2
担当教員 河野 真治
講義コード
60101700
■授業内容と方法
簡単なコンパイラを読解し、構文解析からコード生成までを理解することから始める。さらに、部分計算等のコンパイラ理論や、RISC  CPUを対象とした最適化、オブジェクト指向言語のコンパイラなどの最新技術について演習などをおこないながら修得する。  準備が出来ている場合は、GCCあるいはLLVMのソースコードを読む。  
■達成目標
(F)  簡単なコンパイラを書いてみよう。そして、実際のCコンパイラのソースを読みながらC言語を理解する。Pentinum、PowerPC  などのコードを出力するコンパイラをかけるようになろう。  (実践性)  (G)現在のコンパイラの適用範囲や限界を良く理解し,将来,技術者,  研究者として,より有効な新しい情報システムを開発することができる(創造性)  (H)コンパイラに関する専門的な深い知識を身に付け,専門用語が示すものの具体的内容及びその有効性,適用範囲を説明することができる(専門性)    
■評価基準と評価方法
レポート、演習の結果を総合して判定する。  
■履修条件
電子メールおよび  ura.ie.classes.compiler  のニュースグループを使用する  
C言語に関する基本的な知識があった方が良い  
■授業計画
第1回  () コンパイラとは何か
第2回  () 実行系のArchitecture
第3回  () i386のアセンブラと字句解析
第4回  () インタプリタとコンパイラの構造
第5回  () 部分計算とコンパイラ
第6回  () 再帰下降法の実際のコード
第7回  () SSAの構成
第8回  () LLVMの全体構成
第9回  () コード生成の詳細
第10回  () 共通部分式
第11回  () さらに進んだコンパイラ技術
第12回  () 実習  
■事前・事後学習
 
■教科書 ISBN
 
■参考書 ISBN
中田育男 著「コンパイラの構成と最適化」朝倉書店 ISBN: 4254121393
 
■備考(メッセージ)
ニュースグループ:  ura.ie.classes.compiler  
■オフィスアワー
まず電子メールで連絡を取ること。及び授業直後。  
■メールアドレス
 
■URL
http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/%7Ekono/lecture/compiler/index.html