琉球大学 教務情報システム
2011年01月05日
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科目番号 情412
履修年度
2010年後期
開設学部等 工学部 情報工学科 システム情報工学
期間
後期
曜日時限 火曜日4時限 工1-321
単位数
2
担当教員 和田 知久
講義コード
60102300
■授業内容と方法
本科目は、コンピュータやデジタル機器で使用されているデジタル回路やシステムをハードウエア記述言語(VHDL)を用いて設計する手法を習得することを目的とする。授業の約50%で、VHDLの文法、デジタルシステムの記述方法、および具体的記述例を説明する。残りの50%の授業においては実習を行う。実習においては実用的なデジタル回路を取り扱い、最終課題として、やや大きめな実用的な設計を行い。LSIコンテストに応募を行う。
-  講義中に1-321室にて実習を行うので、必ずノートPC,  MAC等を持参すること。
-  今年度はMAC上に、WINDOWSをインストールしてISEというツールを各自でインストールして使用してもらう予定。
-  最終課題は「琉球大学LSIデザインコンテスト」の課題と同じである。  
■達成目標
○ハードウエア記述言語を用いて中規模(数1000ゲート規模)の実用化に耐えるデジタル回路を設計できる(専門性H2)○最終設計課題をVHDLにて構築し、設計レポートを仕上げる(実践性F1)○最終設計課題で、自分なりの回路アーキテクチャを設計する(創造性G3)  
■評価基準と評価方法
課題(20%),中間試験(40%),最終レポート(40%)によって評価する.  
■履修条件
ディジタル回路  
■授業計画
第01回(10/12)  登録、VHDLの基礎知識  
第02回(10/19)  環境設定
第03回(10/26)  オンライン中間試験(1)
第04回(11/02)  process文を用いた組み合わせ回路の記述  I  
第05回(11/16)  process文を用いた組み合わせ回路の記述  II
第06回(11/20)土曜補習  3時限の予定  簡単ALUの論理合成実習
第07回(11/30)  順序回路  I  
第08回(12/07)  順序回路  II  
第09回(12/14)  オンライン中間試験(2)
第10回(12/21)  最終課題の説明(主に処理アルゴリズム)  
第11回(12/28)  最終課題に関する指導  I  
第12回(01/11)  最終課題に関する指導  II  
第13回(01/18)  最終課題に関する指導  III
第14回(01/25)  最終課題に関する指導  IV
第15回(02/01)  期末レポート提出    
■事前・事後学習
宿題は実際にVHDLを用いた、コンピュータ上の実習となるので、開発環境と慣れも必要であり、前半で出遅れないように宿題等に取り組むことが重要である。  
■教科書 ISBN
VHDLで学ぶディジタル回路設計、吉田たけお、尾知博 CQ出版社 4789833593
 
■参考書 ISBN
「VHDLによるハードウエア設計入門」 長谷川裕恭、CQ出版社
 
■備考(メッセージ)
3/18ごろに  LSIデザインコンテスト発表会を予定しており、優秀チームの参加を計画している。就職活動時のキャリアとして、大変有効なイベントであるので、活用を期待してます。  
■オフィスアワー
火曜日16-17時、金曜日11-13時メイルでアポをとってください。  
■メールアドレス
wada@ie.u-ryukyu.ac.jp
 
■URL
http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/~wada/lecture.html