■授業内容と方法 |
ノート型パソコンと学内LANを活用して、パソコン、ネットワーク、UNIXを有効利用するための技術を修得させる。コンピュータを有効利用するためのソフトウエアであるオペレーティングシステムについての基礎事項を述べる。UNIX OSの使い方やUNIX上のアプリケーションの使用法の修得を中心に据えるが、授業の目指すところは、情報処理についての既存の専門的技能の修得だけでなく、技術革新に対応でき、また新規技術の創発が可能な能力の育成である。 そのため,課題をノートPCおよび学内サーバで実践演習しながら講義をすすめる.
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■達成目標 |
○日々更新される最新ソフトウェアに対応し,多くのソフトウェアツールと限られた環境の中で最大限の活用を見いだすことができる(柔軟性・実践性) ○ソフトウェアツールの活用法を熟知し,演習・課題に対し,より有効な新しい取り組みを見いだすことができる(専門性・創造性)
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■評価基準と評価方法 |
○UNIXの主要コマンドを理解し,活用することができる. ○シェルスクリプトを理解し,解読,活用することができる. ○ITリテラシを理解し,適切にネットワークを利用できる ○新規技術(ソフトウェア,ハードウェア)を適切に設定し導入することができる. 上記の基準をテスト(50%),課題(50%)によって判断する.
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■履修条件 |
UNIX環境を有するノートPCを使用する.MacOSX環境+EasyPackage,PC+Cygwinなど. 環境,アカウントの関係上情報工学科学生を対象とする. 後続科目:ソフトウェア基礎II,アルゴリズムとデータ構造,オペレーティングシステム,計算機アーキテクチャ
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■授業計画 |
第1回 スタートアップ環境設定,パソコン端末,UNIXへの接続 第2回 UNIXへの接続 第3回 電子メール,ネットワークニュース,ブログ,Twitter 第4回 日本語入力 第5回 ファイル管理 第6回 シェル,フィルタコマンド 第7回 シェルスクリプト 第8回 環境設定 第9回 環境設定 第10回 ネットワークコマンド 第11回 gnuplotによるグラフ作成 第12回 Texによる文書作成,作表 第13回 Tex文書へのグラフや画像の貼付 第14回 プレゼンテーション用資料の作成(OpenOffice, PowerPoint, MagicPoint) 第15回 アーカイブ,正規表現 第16回 期末試験
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■事前・事後学習 |
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■教科書 |
ISBN |
新 The UNIX Super Text [上]:山口和紀+古瀬一隆 監修 / B5判 / 896ページ ISBN4-7741-1682-3 / 価格3480円+税
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4774116823 |
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■参考書 |
ISBN |
新The UNIX SuperText [下] (山口和紀+古瀬一隆 監修) B5判/1040ページ/ISBN4-7741-1683-1/技術評論社/価格3680円+税
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4774116831 |
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■備考(メッセージ) |
ニュースグループ: ura.ie.classes.basic-software
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■オフィスアワー |
火曜日3限目 ,木曜日4限目
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■メールアドレス |
koji@ie.u-ryukyu.ac.jp
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■URL |
http://www.eva.ie.u-ryukyu.ac.jp/~koji/pw
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