琉球大学 教務情報システム
2011年04月14日
シラバス詳細
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プログラミングI
科目番号 情105
履修年度
2011年前期
開設学部等 工学部 情報工学科
期間
前期
曜日時限 木曜日4時限 工1-321
単位数
2
担当教員 谷口 祐治
講義コード
60062500
■授業内容と方法
  システム記述用の言語として開発され、応用範囲の広いプログラミング言語Cを学ぶ。Cの言語仕様だけではなく(プログラムの構想、設計、記述、デバッグ、リリース、保守等)、Cプログラミングのプロセスを習得する。更に、プログラム作成能力を高めるため、問題を解決するための手法(アルゴリズム)をその考え方とともに述べ、問題を解決する力を養う。  
■達成目標
○C言語のデータ構造を理解した上で、課題を論理的で柔軟な思考によりプログラム化(課題解決)する。(課題解決能力)
○課題レポートの作成により、文章による表現能力を養う。(コミュニケーション能力)
○例題および課題から学んだ知識により、実践的なプログラムを作成する。(実践性)
○情報工学の専門的な基礎科目としてのプログラミング技能を習得する。(専門性)
 
■評価基準と評価方法
レポート・課題(80%)、試験(20%)により総合的に評価する。講義用Webページでレポート等の評価過程を公開する。
 
■履修条件
情報工学科システムを使うため、情報工学科学生のみ履修可能である。      
■授業計画
第1週:コミュニケーションツール
第2週:Cプログラムの書き方、スタイル、Cコンパイラの使い方
第3週:C言語の基礎(関数、ライブラリ関数、標準出力)
第4週:C言語の演算子、データと基数
第5週:構造化定理、文字コード
第6週:文字コード変換、makeコマンド
第7週:変数のスコープと記憶域クラス
第8週:ポインタの基礎(値とアドレス)
第9週:構造体・共用体
第10週:コマンドラインパラメータ(多重ポインタと配列)
第11週:ポインタとアドレス
第12週:データ構造(リスト等)、基数変換とソートアルゴリズム
第13週:ポインタと共用体
第14週:ファイル処理
第15週:総合演習
第16週:期末試験  
■事前・事後学習
事前に講義用Webページで予習し、授業後の復習を行うこと。  
■教科書 ISBN
「C実践プログラミング」 Steve Oualline著 谷口功訳 オーム社 487311148X
 
■参考書 ISBN
 
■備考(メッセージ)
プログラミング・プロセスを重視する。課題に対する考察の課程が分るような表現法を考え、レポートとしてまとめること。  
■オフィスアワー
8:00~10:00(総合情報処理センター2F教員室)
何時でも講義用メーリングリストおよび個別メールでの質問等に応じる。  
■メールアドレス
taniguchi@cc.u-ryukyu.ac.jp
tanisun@gmail.com
 
■URL
http://www.osn.u-ryukyu.ac.jp/lecture/wiki/