琉球大学 教務情報システム
2012年04月07日
シラバス詳細
ヘルプ 

キャリア実践
科目番号 情303
履修年度
2012年前期
開設学部等 工学部 情報工学科
期間
前期
曜日時限 月曜日1時限 工1-321
単位数
2
担当教員 玉城 史朗
講義コード
60151000
■授業内容と方法
最近の我が国においては、長期的不況の中、求人が激減している。このことは、みなさんが将来の人生の計画を描くとき、大きな不安要因であることは否めない。また、近年のグローバル化の波に押され、企業の海外進出化、外国人の雇用などの原因で、皆様の就職に対するハードルが着実に高くなっていることも事実である。自らが望む職業を選択できるということは、社会人として第一歩を踏み出す場合、非常に優位なことであると考えられる。そのためには、高い志を持ち、自らを磨き、そして、自己を形成することは非常に重要となる。本講義は、みなさんが、希望する職業選択を行う際の一助となり、かつ、幸せな人設計を行なうための「智慧」を獲得するための実践的なキャリア教育と、実社会で必要な技能を習得する「心構え」を育む事を目的とする。

 
■達成目標
講義の意図するところは以下の3点に集約される。                    
1) 問題意識の啓発(なぜ、就職が必要であるか。自分は何に向いているのか、将来像を描くことの大切さ)
2) Logical  thinking  and  aggressive  action(論理的に考え、積極的に行動する)
3) 気配り、目配り、心配り(社会の一員としての人間力の涵養)
 
■評価基準と評価方法
各講義で提出したレポートを中心にして、総合的に評価する。  
■履修条件
特になし(プロジェクトデザイン1,2履修がのぞましい)  
■授業計画
1.オリエンテーション(担当者全員)(4月16日)
    本講義の目的、意図すること、そして、最終的なゴールを説明する。
2.あいさつと礼儀作法そして身の回りをきれいにする。(岡崎、宮城、玉城)(4月23日)
  きちんと挨拶をする姿勢の習得、掃除(教室、公用の場など、いつも利用しているところをきれいにする)。
3.公用文章の書き方・そのⅠ(外部講師、玉城)(5月7日)
    履歴書の書き方(これまでの自らの履歴を振り返る)と将来の履歴を描く。
4.キャリアを積むということ(遠藤、外部講師)  (5月14日)
5.キャリア実践のための基礎力テストリテラシ(全員)  (5月21日)
6.キャリア実践のための基礎力テストコンピテンシ  (全員)  (5月28日)  
7.グループディスカッション(本講義に携わる教員全員)(6月4日)
    Ⅰ.答えのない問題に対する討論.起承転結.
    Ⅱ.問題発掘と解決能力(私ならこうする.グループで、このような解決を行う)
8.就職活動の進め方(外部講師、玉城)(6月11日)
    電子登録システムを用いた就職活動の秘訣について外部講師による講義をお願いする。
9.社会人基礎力とは(和田)(6月18日)
    社会人は、職場や社会生活の中で、普段、どのようにしているか等、皆さんが未だ経    
    験していない未知の分野に関する事柄の説明と、社会人としてのあるべき姿の講話
    Ⅲ.自己アピール能力と相手からの評価、それに対する反駁.
10.失敗の研究(玉城)(6月25日)
    大企業の失敗例を鳥瞰することにより、それが何に起因するのかをみんなで考えよう。
11.  国内IT企業分析(遠藤、酒井穣)
    特別イベント(6月30日  土曜日午後1時より、産業支援センター)  
    このイベントは学生参加型です。詳細は別途お知らせします。(フリービット酒井穣)    
12.美しい文章とは(渡真利)(7月2日)
    美しい短文、あるいは、意味深いエッセイを読み、それを自らに取り込み、自らの意  
    見、感想をまとめる。
    Ⅰ.短編や随筆の中からその意図を読み取る.
    Ⅱ.文章のまとめ方の練習
13.自分のキャリア実践(和田、玉城)(7月9日)
    様々な職種・企業の事前研究を通じて、社会人として将来像を描き、どんな人生設計  
    を行うか、そして、どのようにして夢を実現していくかについて、想像力たくましく
    描いてみる。
14.就職のための心構え(学内講師:内海恵美子先生(就職センター))(7月23日)
    自らのキャリア構築を行う際の心構えをプロの学内講師が講義する。
15.基礎力テスト分析  (遠藤)  (7月30日)
      5月に実施した自らの基礎力テストの結果を踏まえて、自らの弱点を見出し、そして、フィードバックすることにより、キャリア形成の切り口をつかむ。
16.終わりにあたって  (講師全員)  (8月6日)
    本講義の最後として、代表者がプレゼンを行ない、全員でディスカッションする。最
    後に、講義の総括を行い、今後の戦略を話し合う。
 
■事前・事後学習
講義によっては事前学習が必要ななのもあります。担当教員の指示に従うこと。  
■教科書 ISBN
特になし
 
■参考書 ISBN
 
■備考(メッセージ)
情報工学科就職担当教員を主として、社会生活を営む上で必要と思われる様々な考え方、行動法について、受講者と、教員、および、外部講師が三位一体となって、実践的な行動を興すとともに、常に将来像を描きながら、自らの主体性を磨いていく。  
■オフィスアワー
月曜日15時ー17時  
■メールアドレス
shiro@ie.u-^ryukyu.ac.jp
 
■URL