■授業内容と方法 |
情報化社会において重要な役割を果たすデータベース技術について基礎段階から平易に解説します。データベースの基礎概念,データモデル,リレーショナルデータベース,SQL(Structured Query Language),データベース設計手法,正規化,パフォーマンス向上法,新しい概念などが中心課題です。理論とその基礎概念および実例を挙げながら詳述し、テキストを参照しながらMySQLを用いた課題練習を適宜実施して実践的な学習を行います。地道に手を動かしながら考え、知識とノウハウを修得することが最も有効な学習方法です。しっかり頑張って下さい。
|
■達成目標 |
○データモデル及びDBMSと数学的概念を理解し,データベースの構造とデータモデル,新しい概念を評価できること(専門性) ○データベース操作をSQLにより実行する知識を身につけること(実践性) ○基本的な問題に対する解法を設計できること(創造性)
|
■評価基準と評価方法 |
評価基準 以下の項目について達成できるかどうかを評価基準とする。 (1) データモデルとデータベースについて説明できる。 (2) 関係データベースの数学的基礎について説明できる。 (3) 関係データベースを構築できる。 (4) SQLを使用することができる。 (5) SQLでデータベースを操作することが出来る。 (6) 新しい動向について説明できる。
評価方法 授業中の課題練習およびレポート(50%),定期試験(50%)によって評価する。100点満点中の60点以上を合格とする。 また、60点以上70点未満を「D」、70点以上80点未満を「C」、80点以上90点未満を「B」、90点以上を「A」とする。ただし、全講義数の3分の2以上の出席の無い者は不可とする。
|
■履修条件 |
アルゴリズムとデータ構造を履修していること。 指定テキストを購入しておくこと。
|
■授業計画 |
第1回 データベースシステムの基礎と概念 第2回 データモデル 第3回 SQLとデータベース1(DB構築演習) 第4回 SQLとデータベース2(DB構築演習) 第5回 関係データベースの数学的基礎(集合演算) 第6回 関係データベースの数学的基礎(代数演算) 第7回 データベースの構築1 第8回 データベースの構築2 第9回 データベースの構築3 第10回 SQL言語1 第11回 SQL言語2 第12回 SQL言語3 第13回 データベースのパフォーマンス設計 第14回 データベースのパフォーマンス設計 第15回 応用 期末試験
|
■事前・事後学習 |
課題練習・レポートを確実に実施すること。レポートは知識を定着させるとともに理解を深める最も良い方法です。
|
■教科書 |
ISBN |
|
■参考書 |
ISBN |
|
■備考(メッセージ) |
講義時間以外にも十分な自習時間をとり、学習を行うこと。
|
■オフィスアワー |
水曜日(10:20-11:50) あらかじめメールで連絡ください。
|
■メールアドレス |
nagayama@ie.u-ryukyu.ac.jp
|
■URL |
|