■授業内容と方法 |
高等学校普通教科「情報」の免許取得のために履修が義務づけられている「情報科教育法」を実施する科目である。 【教授手段としての情報技術・メディア】 【学習手段としての情報技術・メディア】 【情報技術そのものについての科学的な理解】 【情報化社会における社会的・経済的・倫理的な認識と理解】 以上4つの視点を考慮した情報化時代における教育観・学習観を体得することを目標とする。 講義内容は、指導方法の検討と教育内容の概観の2部に大別され、これら理論的背景に基づいた模擬授業も実施する。教育実習の事前・事後のケアを行う。
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■達成目標 |
授業の設計と実施、改善を計画的・継続的に実行する。(自律性) 情報技術を生徒に理解させるために工夫し実践する。(コミュニケーション能力) 「情報科」各分野の内容を正確に理解し、生徒の多様性に応じた指導法を適用する。(柔軟性)
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■評価基準と評価方法 |
教科情報の特性を理解し、授業計画の立案と実施及び自己分析ができること。 レポート提出(50点)・演習(40点)および出席点(10点)により評価する。中間試験・期末試験の代用とする。
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■履修条件 |
普通教科「情報」免許取得の意思があること。 情報科教育法A・教育実習を履修済または履修予定であること。
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■授業計画 |
1.イントロダクション,講義計画,グループ分け,教職単位確認 2.授業評価シート作成(1) 3.授業評価シート作成(2) 4.模擬授業学習指導案作成(1) 5.模擬授業学習指導案作成(2) 6.模擬授業 7.模擬授業評価 8.模擬授業改善案作成 (教育実習) 9.教育実習研究授業検討 10.学習指導要領調査 11.生徒評価法の検討(1) 12.生徒評価法の検討(2) 13.生徒評価法の実践(模擬授業) 14.生徒評価法(模擬授業)の評価 15.生徒評価法(模擬授業)の改善案作成
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■事前・事後学習 |
[事前] 各回の教科書該当箇所に目を通すこと。 [事後] ほぼ各回、レポート作成が課題となるので取り組むこと。 学習指導案や授業資料、報告書等の作成のために、平均週3時間程度の時間外学習が必要である。
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■教科書 |
ISBN |
「情報科教育法 改訂2版」久野靖 辰巳丈夫 監修 オーム社
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4274206645 |
「高等学校学習指導要領解説 情報編」 文部科学省 開隆堂出版
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4304040758 |
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■参考書 |
ISBN |
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■備考(メッセージ) |
Webclassを利用して講義情報の提供とレポート提出を行なう。 https://webclass.cc.u-ryukyu.ac.jp/
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■オフィスアワー |
毎週月曜日 10:00-13:00 工学部1号館706室
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■メールアドレス |
okazaki@ie.u-ryukyu.ac.jp
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■URL |
http://www.ms.ie.u-ryukyu.ac.jp/class/edu-b/
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