■授業内容と方法 |
企業の生産拠点が中国やタイやインドなどのアジア諸国に移ることで、海外からの技術料や特許料を収入とする新しいビジネスモデルが構築されるなど、知識経済化が急速に進む現代社会において、知的財産に関する知識や活用のためのスキルは不可欠である。そこで、本講義は、知的財産制度の概要や、特許法・実用新案法・意匠法・商標法・著作権法等の知的財産の保護法を学び、知的財産管理技能検定3級合格程度の知識を身につけることを目標とする。
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■達成目標 |
次の知識を身に付けることを目標とする。 1.知的財産権全体 2.産業財産権を構成する具体的権利内容 3.産業財産権法と、不正競争防止法・著作権法の違いとその内容 4.知財紛争の概要 5.職務発明 また、特許出願書類の内容を理解し、特許調査や模擬特許出願等の実習を通じて実務的な知識を身に付ける。 なお、知的財産管理技能検定3級の試験問題に取り組み、検定合格程度の知識を身に付けることも目標とする。
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■評価基準と評価方法 |
1.講義中に実施する小テスト、レポート 評価基準:提出率。問題の意図を理解し、回答できているか。 2.期末試験(テキスト内容から) 評価基準:100点満点中60点以上を合格とする。 3.出席 規定通り。
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■履修条件 |
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■授業計画 |
1.知的財産権の概要と、知的財産の考え方・保護の仕方 2.発明の保護(特許法・実用新案法の違い) 3.特許権の効力と、特許法・実用新案法の違い 4.特許権侵害紛争(1) 5.特許権侵害紛争(2) 6.特許権侵害紛争(3) 7.特許権侵害紛争(4) 8.特許権侵害紛争(5) 9.大学における発明の扱いと職務発明制度 10.リサーチツール特許 11.デザインの保護(意匠法・不正競争防止法・著作権法の違い) 12.ブランドの保護(商標法・不正競争防止法・著作権法の違い) 13.著作権法の解説(1) 14.著作権法の解説(2) 15.著作権法の解説(3) 16.期末試験
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■事前・事後学習 |
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■教科書 |
ISBN |
産業財産権標準テキスト(総合編)((独)工業所有権情報・研修館) (無償配布する)
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■参考書 |
ISBN |
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■備考(メッセージ) |
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■オフィスアワー |
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■メールアドレス |
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■URL |
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