琉球大学 教務情報システム
2014年11月18日
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VLSI設計
科目番号 情412
履修年度
2014年後期
開設学部等
期間
後期
曜日時限 火曜日2時限 総合情報処理センター第3実習室
単位数
2
担当教員 和田 知久
講義コード
60153400
■授業内容と方法
本科目は、コンピュータやデジタル機器で使用されているデジタル回路やシステムをハードウエア記述言語(VHDL)を用いて設計する手法を習得することを目的とする。授業の約50%で、VHDLの文法、デジタルシステムの記述方法、および具体的記述例を説明する。残りの50%の授業においては実習を行う。講義は、総合情報処理センターにて、センターのPCを用いて、実際の企業と同じ環境での設計を行い、FPGAボードを動作させる。実用的なデジタル回路を取り扱い、最終課題として、やや大きめな実用的な設計を行う。
旧講義名はCADという名称であったが、カリキュラム改訂によりVLSI設計という名称に変わり、FPGAを使用した設計内容を強化している。
11月22日土曜午後に集中実習を実施するので、これに参加することが単位取得の必須条件となる。  
■達成目標
○ハードウエア記述言語を用いて中規模(数1000ゲート規模)の実用化に耐えるデジタル回路を設計できる(専門性H2)○最終設計課題をVHDLにて構築し、設計レポートを仕上げる(実践性F1)○最終設計課題で、自分なりの回路アーキテクチャを設計する(創造性G3)  
■評価基準と評価方法
課題(20%),中間試験(40%),最終レポート(40%)によって評価する.  
■履修条件
ディジタル回路  
■授業計画
受講人数によって、スケジュールを調整する。
第01回(10/07)  登録、VHDLの基礎知識  
第02回(10/14)  環境設定
10/21,  28は出張により休講
第03回(11/04)  オンライン中間試験(1)
11/11は出張により休講
第04回(11/18)  process文を用いた組み合わせ回路の記述  I
集中補講1(11/22、土曜  午後)  集中実習  13-17時
第05回(11/25)  process文を用いた組み合わせ回路の記述  II
第06回(12/02)  順序回路  I
第07回(12/09)  順序回路  I
第08回(12/16)  オンライン中間試験(2)
第09回(01/06)  最終課題の説明(主に処理アルゴリズム)  
第10回(01/13)  最終課題に関する指導  I  
第11回(01/20)  最終課題に関する指導  II
第12回(01/27)  最終課題に関する指導  III
 
■事前・事後学習
宿題は実際にVHDLを用いた、コンピュータ上の実習となるので、開発環境と慣れも必要であり、前半で出遅れないように宿題等に取り組むことが重要である。  
■教科書 ISBN
改訂 VHDLによるハードウエア設計入門 長谷川裕恭 CQ出版社 9784789833967
 
■参考書 ISBN
 
■備考(メッセージ)
3/13ごろに  LSIデザインコンテスト発表会を予定しており、優秀チームの参加を計画している。就職活動時のキャリアとして、大変有効なイベントであるので、活用を期待してます。  
■オフィスアワー
月曜日15-16時、金曜日11-12時メイルでアポをとってください。  
■メールアドレス
wada@ie.u-ryukyu.ac.jp
 
■URL
http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/~wada/lecture.html