■授業内容と方法 |
近年マルチメディア情報法処理において有用性を増してきた音声情報処理について、音声分析、合成、認識、言語獲得について講義する。教授の研究を生かし、毎回、実験を実演する。本講義は、新聞に連載した「話しことばの実験室」をもとにして、国際会議におけるコミュニケーションで活用できるよう、英語による説明も行う。
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■達成目標 |
この科目の学習達成目標は、下記に示す各項目において、音声情報処理に関する用語の具体的内容及びその有効性、適用範囲を説明でき[3]、専門分野の内容を英語で質疑応答できること[1][2]である。
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■評価基準と評価方法 |
評価基準: (1)音声情報処理の基本的な専門用語の意味を説明できること。 (2)音声情報処理の新たな応用を提案できること。 (3)発表討論に積極的に参加して、英語で質疑応答ができること。
評価方法: 受講状況(25%)、中間試験(25%)、質疑応答(25%)、期末試験(25%)を総合して判定する。講義期間の中間点で、それまでの評価結果を通知する。
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■履修条件 |
特になし。
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■授業計画 |
(1) 話しことばの実験室 (2) 芭蕉の世界と静けさの音 ―音の物理的世界― (3) 美しい歌声とは ―音の生理と心理― (4) 気管と食道がつながっているおかげで ―音声の生成― (5) 沖縄県は言語のガラパゴス諸島 (6) 2通りに聞こえる不思議な音 (7) 君と豚は似たもの同士 ―「っ」で始まる奇妙なことば ― (8) 中間試験 (9) 古い時代の音声を再現する ―人工音声合成 (10) 自分で進化していく機械 ―音声自動認識― (11) 〃 (12) 言語の獲得 (14) 音と言語の科学 (15) まとめ
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■事前・事後学習 |
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■教科書 |
ISBN |
高良富夫: 音とことばの実験室, 琉球新報, 2014年
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■参考書 |
ISBN |
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■備考(メッセージ) |
WebClass: 音声情報処理論 このクラスのネットワークニュース: ura.ie.classes.speech-grad 授業計画に日程と内容が示してあるので、予習復習に活用すること。
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■オフィスアワー |
月・木の1時間目
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■メールアドレス |
takara@ie.u-ryukyu.ac.jp
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■URL |
http://www.iip.ie.u-ryukyu.ac.jp/iip/takara.htm
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