■授業内容と方法 |
情報通信技術、ネットワーク社会の浸透により、情報処理技術者のチャリアパス形成は多様化している。このことは、情報工学を学ぶ学生が将来の人生設計を描くときの不安要因となりがちである。しかしながら、IT/通信/ネット業界の社会的な重要性は疑う余地がなく、情報工学の専門性を身につけた人材のへの期待は高まる一方である。 本講義では、はじめに、身につけた情報工学の専門性をグループや組織で活用し成果へとつなげていくために必要なコミュニケーションスキルについて学ぶ。次に、自身が最も関心のある社会課題を発見し、その課題とIT/通信/ネット業界との関連性の観点からの業界研究をワークショップとして行う。そして、その結果と自身の強みを理解して、ドキュメントやプレゼンテーションにまとめ他者へ話すことにより、自身のキャリア形成について考える力を養う。
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■達成目標 |
講義の意図するところは以下の3点に集約される。 1) 問題意識の啓発(なぜ、就職が必要であるか。自分は何に向いているのか、将来像を描くことの大切さ) 2) Logical thinking and aggressive action(論理的に考え、積極的に行動する) 3) 気配り、目配り、心配り(社会の一員としての人間力,コミュニケーション力の涵養) 講義受講後には, ア) 自己分析および他者分析の結果から,自身の長所を把握しそれを適切に他者に説明することが出来る. イ) 社会に出て働く事の意義や自身の目標について他者に説明することが出来る. ウ) グループ討論において自身の役割を理解し,討論を効果的に進めることが出来る. エ) 自主的な修学計画を立案し,実践することが出来る.
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■評価基準と評価方法 |
講義および実践的な実習での貢献度,要求する提出物の内容を総合的に評価する.
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■履修条件 |
プロジェクトデザインI,IIの履修が望ましい.情報工学科達成度評価を行っている事.
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■授業計画 |
1.オリエンテーション(4/14) ・シラバスの説明,スケジュールおよび講義の進め方についての説明,登録作業 ・就活キックオフの話 2.ビジネスコミュニケーション ワークショップ1(4/21) :大学会館3F 3.ビジネスコミュニケーション ワークショップ2(4/28) :50周年記念会館 4.ビジネスコミュニケーション ワークショップ3(5/12) :50周年記念会館 5. 社会課題について考える(5.19) 6.ビジネスコミュニケーション ワークショップ(5/26) :50週年記念会館 7. ビジネスコミュニケーション プレゼンテーション(6/9):1-322室 8. 業界研究(6.16) 9. ワークショップ用プレゼンテーションの作成(6.30) 10.11.12(3コマ分).キャリアについて考えるワークショップイベント(7/4):大学会館3F *土曜日実施のため注意 13. (7/14) 14. エントリシートで自己アピール(7/21) 15.ボランティア活動 日程未定
#6/2,7/7は休講
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■事前・事後学習 |
講義の一環で,TOEFL-ITPの受験を実施する予定です,詳細は追って講義内で連絡します! 外部講師をお招きしたワークショップは演習扱いですので,4限ー5限の二コマで行う回があります。授業登録では火曜日5限に他の講義を登録しないよう注意してください.
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■教科書 |
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■参考書 |
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■備考(メッセージ) |
情報工学科の必修科目としてワークショップ形式で行うため原則として情報工学科の学生のみ履修可とします.注意してください。 本講義は,「実践」に重きを置く事から,座学の内容を行動に移すためのワークをセットにして学ぶケースがあるため,15コマを毎週行うのではなく,一部二コマ連続による実施や休日(土曜日)にイベント形式で実践に参加する事を要求します.情報工学科3年次は必修科目となっているので,日程についてあらかじめ確認の上,参加できるように調整の事.
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■オフィスアワー |
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■メールアドレス |
endo@ie.u-ryukyu.ac.jp
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■URL |
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