琉球大学 教務情報システム
2015年09月28日
シラバス詳細
ヘルプ 

情報科教育法A
科目番号 情367
履修年度
2015年後期
開設学部等 工学部 情報工学科
期間
後期
曜日時限 木曜日1時限 工1-321
単位数
2
担当教員 岡﨑 威生
講義コード
60123500
■授業内容と方法
高等学校普通及び専門教科「情報」の免許取得のために履修が義務づけられている「情報科教育法」を実施する科目である。
(1)教授手段としての情報技術・メディア
(2)学習手段としての情報技術・メディア
(3)情報技術そのものについての科学的な理解
(4)情報化社会における社会的・経済的・倫理的な認識と理解
以上4つの視点を考慮した情報化時代における教育観・学習観を体得することを目標とする。
講義内容は,指導方法の検討と教育内容の概観の2部に大別され,これら理論的背景に基づいた模擬授業も実施する。  
■達成目標
【自律性】授業の設計と実施、改善を計画的・継続的に実行する。
【コミュニケーション能力】情報技術を生徒に理解させるために工夫し実践する。
【実践性】「情報科」各分野の内容を正確に理解し、生徒の多様性に応じた指導法を適用する。
【専門性】教科で取り上げる情報技術・知識について、高校領域にとどまらず専門領域として深く理解する。  
■評価基準と評価方法
教科情報の特性を理解し、授業計画の立案と実施及び自己分析ができること。
レポート提出(50点)・演習(50点)により評価する。中間試験・期末試験の代用とする。      
■履修条件
高等学校教科「情報」免許取得の意思があること。教育実習を履修済または履修予定であること。  
■授業計画
第1回  イントロダクション、講義計画  
第2回  第1章情報科の成立、第2章新学習指導要領における情報教育
第3回  第3章情報活用の実践力の指導法
第4回・5回  教職実践演習模擬授業観察
第6回  プレ実習実施計画、学習指導案設計
第7回  学習指導案検討
第8回  学習指導案、授業資料検討
第9回  美来工科高校見学
第10回  学習指導案、授業資料検討
第11回  プレ実習模擬授業、評価  
第12回  学習指導案、授業資料検討
第13回  プレ実習模擬授業、評価  
第14回  プレ実習結果検討、報告書作成
第15回  情報の科学的理解の指導法
第16回  プレゼンテーション、総括
 
■事前・事後学習
[事前]    各回の教科書該当箇所に目を通し、疑問点を明確にしておく。担当の発表準備をする。
[事後]    各回講義の内容をノートに整理しておく。課題レポート作成に取り組むこと。
学習指導案や授業資料、報告書等の作成のために、平均週3時間程度の時間外学習が必要である。  
■教科書 ISBN
久野靖・辰己丈夫監修 「情報科教育法 第2版」(オーム社) 9784274206641
文部科学省 「高等学校学修指導要領解説 情報編」(開隆堂) 9784304041655
 
■参考書 ISBN
鳥居雄司・宮城優・若菜初「普通教科情報の授業はこう創る」(学事出版)ISBN4-7619-0770-3 4761907703
文部省「高等学校学習指導要領解説総則編」(東山書房)ISBN4-8278-1201-2 9784827814804
 
■備考(メッセージ)
Webclassを利用して講義情報の提供とレポート提出を行なう。  
■オフィスアワー
毎週月曜日    9:00-12:00    工学部1号館706室  
■メールアドレス
okazaki@ie.u-ryukyu.ac.jp
 
■URL
https://webclass.cc.u-ryukyu.ac.jp/