■授業内容と方法 |
・具体的事例に基づく倫理問題の提起を行い、グループディスカッションを通して、科学者としての倫理に関する知識・倫理観を修得する。 ・グループディスカッションを行う上で、事前学習が必須である。講義資料の提供ならびにレポートの提出は「WebClass」を介して行う。
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■達成目標 |
科学者として責任ある行動のとれる倫理観を確立する。
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■評価基準と評価方法 |
(評価基準) ・与えられ課題やグループディスカッションの内容をレポートにまとめ、期限内に提出できている。 (評価方法) ・各回(全8回)のレポートを点数化し、平均点により評価する。 ・欠席回数が3回に達した場合は、レポートの点数に関係なく評価をF(不可)とする。
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■履修条件 |
特になし
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■授業計画 |
【第01回(4/11)】科学者倫理ガイダンス、研究室での指導教員、研究室メンバーと調和を持った振舞いについて討論を行う。 ・第1章「研究者の責任ある行動、第2章「よき助言者と指導者」 ・担当:浦崎(電気電子)、柴田(機械) 【第02回(4/18)】実験データの取り扱い ・第3章「実験データの取り扱い方」 ・担当:斉藤(機械) 【第03回(4/25)】情報倫理について討論を行う。すなわち情報の秘密保持、情報開示、さらには、情報倫理に対するコンプライアンスについて討論する。 ・第4章「科学上の間違いと手抜き行為」 ・担当:岡崎(情報) 【第04回(5/02)】科学研究における不正行為、特に論文ねつ造の問題について事例をもとに討論する。 ・第5章「科学研究における不正行為」 ・担当:高良(情報) 【第05回(5/09)】科学者の発表倫理 ・第9章「研究成果の共有」、第10章「著者名の表し方と業績分配」 ・担当:齋藤(電気電子) 【第06回(5/16)】特許法における発明者は何かと、発明者の立場で留意すべき倫理を討論する。 ・第11章「知的財産の考え方」 ・担当:大久保(非常勤) 【第07回(5/23)】公的研究費の使用について ・第12章「利害・責任・価値観の衝突」 ・担当:小倉(環境建設) 【第08回(5/30)】企業と大学における国際的な研究 ・第13章「社会の中の研究者」 ・担当:野口(電気電子)
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■事前・事後学習 |
・本講義は、事前学習を前提としている。予め、教科書ならびに「WebClass」で入手できる講義資料を学習し、講義に望むこと。 ・講義後は、レポートを作成し、「WebClass」にアップロードすること。
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■教科書 |
ISBN |
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■参考書 |
ISBN |
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■備考(メッセージ) |
・本科目は、機械システム工学専攻・電気電子工学専攻・情報工学専攻の3専攻で必修である。 ・01組(前半)は学籍番号下2桁が奇数である学生が対象である。偶数の学生は02組(後半)を受講すること。 ・授業時間配当表の日程に記載ミスがある。正しい日程は4/11~5/30である。
(講義欠席の対応について) ・学会参加等で講義に出席できないことが予め分かっている場合、コーディネータに申告、02組(後半)の該当する講義に出席すること。 ・上記の代替措置を設けるため、欠席者に対する補講は行わない。
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■オフィスアワー |
コーディネータ:浦崎直光(電気電子工学専攻) 居室:工学部2号館519室
月 13:00-14:30 金 13:00-14:30
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■メールアドレス |
urasaki@tec.u-ryukyu.ac.jp
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■URL |
[WebClass] https://webclass.cc.u-ryukyu.ac.jp/
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