琉球大学 教務情報システム
2016年04月11日
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科学者の倫理 02組
科目番号
履修年度
2016年前期
開設学部等 理工学研究科 全専攻共通(工系)
期間
前期
曜日時限 月曜日5時限
単位数
1
担当教員 浦崎 直光 / 全教員
講義コード
R0161002
■授業内容と方法
・具体的事例に基づく倫理問題の提起を行い、グループディスカッションを通して、科学者としての倫理に関する知識・倫理観を修得する。
・グループディスカッションを行う上で、事前学習が必須である。講義資料の提供ならびにレポートの提出は「WebClass」を介して行う。
 
■達成目標
科学者として責任ある行動のとれる倫理観を確立する。  
■評価基準と評価方法
(評価基準)
・与えられ課題やグループディスカッションの内容をレポートにまとめ、期限内に提出できている。
(評価方法)
・各回(全8回)のレポートを点数化し、平均点により評価する。
・欠席回数が3回に達した場合は、レポートの点数に関係なく評価をF(不可)とする。  
■履修条件
特になし  
■授業計画
【第01回(6/06)】科学者倫理ガイダンス、研究室での指導教員、研究室メンバーと調和を持った振舞いについて討論を行う。
  ・第1章「研究者の責任ある行動、第2章「よき助言者と指導者」
  ・担当:浦崎(電気電子)、柴田(機械)
【第02回(6/13)】実験データの取り扱い
  ・第3章「実験データの取り扱い方」
  ・担当:斉藤(機械)
【第03回(6/20)】情報倫理について討論を行う。すなわち情報の秘密保持、情報開示、さらには、情報倫理に対するコンプライアンスについて討論する。
  ・第4章「科学上の間違いと手抜き行為」
  ・担当:岡崎(情報)
【第04回(6/27)】科学研究における不正行為、特に論文ねつ造の問題について事例をもとに討論する。
  ・第5章「科学研究における不正行為」
  ・担当:高良(情報)
【第05回(7/11)】特許法における発明者は何かと、発明者の立場で留意すべき倫理を討論する。
  ・第11章「知的財産の考え方」
  ・担当:大久保(非常勤)
【第06回(7/25)】科学者の発表倫理
  ・第9章「研究成果の共有」、第10章「著者名の表し方と業績分配」
  ・担当:齋藤(電気電子)
【第07回(8/01)】公的研究費の使用について
  ・第12章「利害・責任・価値観の衝突」
  ・担当:小倉(環境建設)
【第08回(8/08)】企業と大学における国際的な研究
  ・第13章「社会の中の研究者」
  ・担当:野口(電気電子)  
■事前・事後学習
・本講義は、事前学習を前提としている。予め、教科書ならびに「WebClass」で入手できる講義資料を学習し、講義に望むこと。
・講義後は、レポートを作成し、「WebClass」にアップロードすること。    
 
■教科書 ISBN
科学者をめざす君たちへ : 研究者の責任ある行動とは / 米国科学アカデミー編 ; 池内了訳 -- 化学同人, 2010 -- () 9784759814286
 
■参考書 ISBN
 
■備考(メッセージ)
・機械システム工学専攻・電気電子工学専攻・情報工学専攻の3専攻で必修である。
・02(後半)は学籍番号下2桁が偶数である学生が対象である。奇数の学生は01組(前半)を受講すること。
・授業時間配当表の日程に記載ミスがあります。正しい日程は6/6~8/8である。

(講義欠席の対応について)
・学会参加等で講義に出席できないことが予め分かっている場合、コーディネータに申告、01組(前半)の該当する講義に出席すること。
・上記の代替措置を設けるため、欠席者に対する補講は行わない。

(休講)
・7/4  (月)  木曜日振替えのため
・7/18(月)  祝日(海の日)  
■オフィスアワー
コーディネータ:浦崎直光(電気電子工学専攻)
居室:工学部2号館519室

月  13:00-14:30
金  13:00-14:30  
■メールアドレス
urasaki@tec.u-ryukyu.ac.jp
 
■URL
[WebClass] https://webclass.cc.u-ryukyu.ac.jp/