タイトル

科目番号
工共100 
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2017 前学期 月3 工学部工学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
610000071 工学基礎演習   2 
担当教員[ローマ字表記]
宮里 智樹, 遠藤 聡志, 岡﨑 威生, 高良 富夫 
授業内容と方法
入学間もない1年次前期において,大学教育の理念と組織/形態,社会の状況をよく理解させ,4年間の修学の意義を考えさせる.具体的には,1)大学の仕組み,学部の役割,学科の体制,教官の研究/教育の調査・報告・討論,2)新しい立案をして報告させる.具体的なテーマの設定や方法論,まとめ方についてはプロジェクト班ごとにデザインさせる.また,4)学外講師による技術と社会の講話,などを通した学習をさせる.これらにより,チームワーク力と協調力,デザイン能力を養成する. なお、「プロジェクトマネジメント演習」に登録している大学院生(修士)が各グループにメンターとして参加し、プロジェクトの管理や進め方、生活管理の助言を行う.
 
達成目標
グループ研究において、主体的に課題を設定し、研究計画を立て、自由な発想に基づき、自ら考え、積極的にそれを実行できること([A-2]自律性、[B-3]チームワーク力)、また、実社会人の講話を聞いて、情報工学を取り巻く社会の多面的な様相を理解し、学習研究成果を社会に還元するよう考察し([B-2,3] 社会理解と協調性)、柔軟で総合的な思考力を身につけ、情報革新に対処できること([E-2]柔軟性)である。またレポート、発表会、報告書によって、日本語による文章作成・コミュニケーション能力を身につけ発表等で情報機器を使いこなすことができること([C-2]コミュニケーション能力)である。
 
評価基準と評価方法
(1)グループ研究において、主体的に課題を設定し、研究計画を立て、自由な発想に基づき、自ら考え、積極的にそれを実行できること。([A-2]自律性、[B-3]チームワーク力)
(2)講話を聞いて、情報工学を取り巻く社会の多面的な様相を理解し、学習研究成果を社会に還元するよう考察し、レポートで報告できること。([B-2,3]社会理解と協調性、[E-2]柔軟性)
(3)レポート、発表会、報告書によって、日本語による文章作成・コミュニケーションが十分できること。発表等で情報機器を使いこなすことができること。([C-2]コミュニケーション能力)

以上のことを、受講状況(20%)、活動実施状況(20%)、レポート・作文(20%)、発表会(20%)、報告書(20%)により、総合的に評価判定する。授業参加態度、講話における質応答などにより受講状況を評価する。
 
履修条件
なし。
 
授業計画
[番号]:工学部大会議室(2-224室)  *:プロジェクトマネージャー参加

研究のパターン
(1)テーマの選定、(2)計画、(3)実行、(4)整理、(5)発表
主担当教員
1:(4/10)シラバス・講義の説明、グループ作成               高良
2:(4/17)大学で何を学ぶか、そして知能情報コースの学習教育目標ーー[1] 遠藤
3:(4/24)ブレーンストーミング:琉球大学の何をどのように調べるかー[2] 高良
4:(5/1)講話1:講話「新規事業立案の現場から」玉城 昇 ((有)産創研)ー(3)宮里
5:(5/8)図解技法説明と実習ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー[3] 宮里
6:(5/15)発表の方法ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー[4] 岡崎
7:(5/22)琉球大学の調査の発表ーーーーーーーーーーーーーーーーー(5) 高良
8:(5/29)新グループ編成、テーマ自由(新規性・有効性・社会性のあるプロジェクト
(1)*
9:(6/5)講話2:講話「沖縄県の情報産業振興の全体像とプロジェクトのケーススタディ」渡真利哲 (沖縄情報産業協会)               (2)
10:(6/12)講話3:講話「情報科教育の現場から」赤崎竜次(名護高校)(3)
11:(6/19)グループディスカッション               [3]*
12:(6/26)中間発表会ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(3)*
13:(7/3)研究のまとめ方ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー[4]*
14:(7/10) グループディスカッションーーーーーーーーーーーーー [3]*
15:(7/24)プロジェクトの整理ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(4)
16:(8/10 or 11)発表会 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(5)*
 
事前学習
事前学習:学科の情況や活動、琉球大学の教育研究環境、キャンパスのことなど、日頃大学生活を行う環境について調べ、また、沖縄の文化や産業、情報通信産業、沖縄の振興計画など、新聞やインターネット等でよく学習し、調査、計画案作成に資すること。
 
事後学習
(1)毎週、各グループで授業時間外のプロジェクト活動を行うこと。
(2)各回のグループ活動の結果をWebCalassに出すこと。
(3)講話の後にはその内容を論じたレポートを作成しWebClassで提出すること。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
なし.必要に応じて各種資料を随時配布する。
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
各種「調査報告書の作成法」や「プレゼンテーション法」。必要に応じて随時配布する。
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
ニュースグループ: 1年次のニュースグループ. WebClassを活用する. 教員への連絡はe-mailアドレスを利用.
 
オフィスアワー
火、木の9:00-10:00
 
メールアドレス
tmiyazato@ie.u-ryukyu.ac.jp, endo@ie.u-ryukyu.ac.jp, okazaki@ie.u-ryukyu.ac.jp, takara@ie.u-ryukyu.ac.jp
 
URL
 
 

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