卒業&修了予定者へのインタビュー

Share on:

「学生からの率直な意見を聞いてみよう」という趣旨で実施しているインタビューが終わりました。4年間のカリキュラムや大学全体の話でも良いし、研究室固有の話でも良いし、思うところをざっくばらんに聞きたいということでの実施です。いろんなやり方があると思いますが、情報工学科では「研究室指導教員を除いて2,3名で話を聞く」という体制でやってます。全卒業&修了予定者にやってるので7並列ぐらいでやってますが、毎年面白い話があれこれ聞こえてきます。

例年共通してる話題は「2年後期のOS+モデリング+実験のブッキングはキツイ。けど一度こなした後振り返るとやって良かった気もする」という山場話。3年次前期は比較的時間に余裕あるのでそっちに少し分散できると嬉しいかも、という話も。

研究指導のやり方はどうしても属人性の高い部分があるのですが、話し聞く限りでは「大目的に対してサブ目標立てて少しずつ積み重ねることの大変さと大切さを、後になって気づいた」と振り返ってくれる学生も少なくない感じ。イイネ。直接的な研究話題としては論文読みが減りすぎてないかという話題もあったらしい。一方で、自由度の高さが良くも悪くも自身のコントロール(計画的な側面だけでなく、健康・メンタル面も)に失敗しがちな状況に対するケアが必要かなとも感じました。

研究室配属されると見えにくくなるので、何かしらテコ入れしたいよね。今年度初めてやってみたワークショップはどちらかというとその意味合いでの実施でした。いくらかは「他研究室の先輩とのやり取り」が増えてるようで、嬉しいです。

自習室はその環に加われる人にとってはとても良いけど、そこに入り込めない人にとっては辛いらしい。今は新棟スペースもあるのでかなり緩和されてると想像するけど、現状でそこらへん(教え合いを含めて自習する環境)に不満を感じてる学生っているのだろうか。いるとしたらどんなところに不満感じてるのか聞いてみたい。

「英語の授業」ではなく、「英語でやる授業」を増やしてはどうかという提案も。プログラミング1は今年度から英語教科書使わせてたりしますが、課題文を英語で書くとか、レポートのサマリぐらいを英語で書けとか、少しずつ英語を使う機会を増やしてみようかな。そうでなくてもAPIドキュメントとかで英語読まざるをえない状況増えてるのですが、読まないやつは読まないのは悲しいけども、指定することで頑張る学生は取り組んでくれるし。実際かなり教科書読み込んでる学生もいることはいるのだよな。