情報実験III, IVの Unix のテーマ

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この実験の目的

情報実験III, IVの Unix のテーマは、実際的なプログラム技術を身に付け、チーム作業により、「一つのプログラミングツール」を作り上げる経験を積むことが目的です。情報工学科卒にふさわしいプログラミング技術を身に付けましょう。

みなさま、お待ちかねのUnix実験ですが、4月末(後期は10月末)にかけてグループ募集(4-6人程度)、テーマ選択の予定です。〆切は、6月末(後期は1月頭)です。

http://ie.u-ryukyu.ac.jp/%7Ekono/info3/index.html


実験の方法

情報工学実験III, IV のUnixの実験テーマは、以下のWWWページに置いてあります。テーマごとに 4-5人程度のグループにすることが望ましいと思います。一人では行わないこと。おこなうテーマはこちらから指定します。(希望は聞くが...)グループ分けをura.ie.classes.studentlabs.info3/info4に出すこと。


sourceforge.jp

実験は、sourceforge.jp 上で行って下さい。

https://sourceforge.jp/projects/ie-ryukyu/

    これは全員が登録して、プロジェクトの進行を、その上で
    記録していくため

のものです。なので、

    https://sourceforge.jp/

のアカウントを(学科のアカウントで) 取得して、僕に、そのアカウント名をメールで投げるってのをやってください。

自分で ssh-keygen して、CVS/SSH で共有するキーを作って、sourceforge に登録してください。やりかたはいろいろあるが...

各実験テーマはサブプロジェクトで管理します。


実験の進め方

このUnixの実験テーマの締切は前期は6月一杯、後期は1月初めととします。詳細はニュースで知らせます。

実験テーマはいくつかのレベルに分かれています。最低限必要なレベルは特に指定しません。自分で適切だと思うところまで行うこと。全部のレベルをこなすとだいたい2か月かかるように設計してあります。

先輩達の残した結果を参照して下さい。初めから書き始めることは避けて下さい。つまり、この実験を始める前に、先輩達の書いたレポートを読むこと。スクラッチから作成してしょぼいものを作成する、あるいは、先輩達と同じレベルまでしか到達しないのは評価減につながります。

人のプログラムをそのまま使っても構いませんが、誰のものかを明記し、改良部分を明確にしてください。

プログラムは、一度、動いた後に、

	実行時間、メモリ消費などの測定を行う
	グループ内のメンバに、ソースをコメントしてもらうこと
	それを参考に、もう一度書き直すこと

ことをおこなって下さい。最初のソースへのコメントは、プログラム作製者とコメントしたものの名前とともに、レポートに含めること。

さらに、グループ全員で、

	Level X 自分で定義したレベル

を一つ作り、それを完成させて下さい。

Unix関係のテーマに関する質問はこのニュースグループura.ie.classes.studentlabs.info3/info4に出すこと。

今年のテーマは、

    Web Service (Database, Frame work を含む)

を使って、
    携帯電話 (Andoroid, iPhone SDK)との連係
    PC クラスタの消費電力制御
    卒論、Unix実験進捗状況報告用 CMS
    MacBook 故障修理、貸し出し記録管理
    ネットワークゲーム

その他、 Web Service (Database, Frame work を含む)を使った実用的なシステムの作成ということにしたいと思います。(クラスタ上で動作させること...)


レポートの出し方

5月末、10月末に仕様を sourceforge に上げて、ネットニュース上で報告すること (WWW page 及び PDF)

最終レポートは、6月末、1月の初日までに提出すること。

レポートは、

	LaTeX を使った PDF 
	プログラムソース
	Demo

を含むこと。

source 及び document , report は、すべて、sourceforge上に作成すること。sourceforge 上だけなく、学科のCVSにも置いて下さい。

PDFファイルおよびLaTeXのソースは、学科のWWWページからアクセスできるようにすること。Word や、紙のレポートは受け付けません。Demo を実行するのに十分な情報をWWWページ上で提供すること。そのWWWページのURL を、

    ura.ie.classes.studentlabs.info3/info4

に出してください。Demo は、pw, nirai/kanai, PC Cluster 上で動くようにしてください。図なども、コンピュータで作成し、それらのソースもWWWページからアクセスできるようにすること。

参加した人の学生番号を明記し、グループの作業分担を明確に記述してください。

プログラムソースをPDF内に直接入れないこと。最少限度の引用にしてください。LaTeX のソースを含めることも許しません。

ソースには、README、Makefile を含めること。ソースは、sourceforge の CVS で管理されるものとします。


実験レポートの構成

実験レポートは例えば以下のように構成して下さい。

    1. 実験の目的
    2. 実験の背景 (先輩達の結果、実験テーマに関連する世界の情勢)
    3. Level X の内容および目的の説明

以下はレベルごとに繰り返します

    4. 最初のプログラムの説明、およびコメント
    5. 書き直したプログラムの説明
	 (だらだらプログラムを載せるのではなく、必要な所のみを説明すること)
    6. 実行時間、処理能力の測定 (グラフを使うこと)
    7. 実行結果に対する考察、改良点の指摘
    8. 問題を解くために調べた文献/URL等の紹介

さらに、

    9. 実験全体に対する考察、新しいテーマの提案などを含む
    10. 実験書の間違いの指摘,改良

などを付け加えて下さい。

P.S. 今のM1の先輩がほとんどこなしている実験なので先輩に聞けば、いろいろ教えてくれるはずです。M1 も後輩に聞かれたらちゃんと教えること。


Shinji KONO / Mon Dec 16 16:44:56 2019