Multi-user card game をPerl/Tkで作ることを考えてみよう。これを、情報モデル、 状態モデル、そして、システム全体の振る舞いを考えることによってオブジェクト 指向問題分析を行う。
この課題は一人でやっても良いが、4-5人のグループで行うこと。
まず、対象とする問題を具体的に決める。どんなカードゲームにするかを、 300文字程度で記述せよ。
次に、情報モデルを作成する。必要なオブジェクトを抜き出す。
必要なオブジェクトをすべて抜き出し、情報モデルを作成せよ。
マルチユーザゲームの難しい所は、ユーザの参加や脱退である。この部分を表す 状態遷移図をユーザとゲームのサーバそれぞれについて、 記述してみよ。
実際にカードゲームが始まる時には、それぞれのユーザや、ゲームのサーバ が相互に通信しあって処理を行う。以下の例をADFDで記述してみよ。
各ユーザはカードの集合を持っている。このカードの集合をオブジェクトとして 表現し、実装せよ。
Perl/Tkのcanvasに関連したオブジェクトを調べ、それに関する情報モデルと オブジェクト通信グラフを作成せよ。
Perl/Tk のキャンバスを使って、X-Window上にカードゲームを表示する ためのライブラリを作成せよ。このライブラリの情報モデルをまず作成し 図にしてから作成すること。(参考: /usr/open/lectures/kono/software/card )
来週(6/23)はお休みにします。さ来週までに、今回の課題をすべて提出すること。
今回の課題は、4-5人のグループで行うこと。
課題は、作成した図、作成したプログラム、実行方法をまとめて、HTML で記述し、
WWW にあげること。作成たらメールでURLを以下のサブジェクトで kono@ie.u-ryukyu.ac.jp
まで送ること。
Report on Software Engineering Lecture 6/16