CISCO local academy 5/22
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先週の復習
ネットワークの見学リピータ、ブリッジ、ルータの違い
Cisco ルータの設定体験
機材 | 動作階層 | 中継するもの | ブロードキャスト | コリジョン |
リピータ | 物理層 | 電気信号を中継する | そのまま通過 | 伝搬 |
スイッチ/ブリッジ | データリンク層 | パケットを中継する | そのまま通過 | 伝搬しない |
ルータ | ネットワーク層 | パケットを中継する | 通さない | 伝搬しない |
アセスメント
今日は 4 まで行います。
ネットワークアドレス
以下の二種類があります。
ネットワーク層 | IP アドレス | 32bit | TCP/IP |
データリンク層 | MAC アドレス | 48bit | Ethernet |
IPv6 のアドレスは、128bit です。
データリンク層のアドレスは、接続する回線によって異なります。
Ex. 電話番号、フレームリレーのCLI、ISDNのサブアドレス/SPNこの他、一つのコンピュータの中での通信先を区別する
ポート番号があります。(これはTCP/IPの概念です)
物理層にはアドレスは必要ありません。何故か? 物理的につながっているところに信号がいくのが決まっているのでアドレスは必要ないわけです。
ネットワークアドレスの構造
ネットワークアドレスは、bit 毎に構造を持っています。
IP アドレス | ネットワーク番号/ホスト番号 |
MAC アドレス | ベンダー番号/シリアル番号 |
これらのアドレスは、実際に、フレーム(データリンク層)やパケット(ネットワーク層)に格納されています。
何故、二種類のアドレスがあるのか?
MACアドレスも、IPアドレスも、全世界で唯一です。どちらも世界的な組織によって管理されています。(どこが管理しているのか調べましょう)MACアドレスは階層的な構造を持っていないので、閉じたLANでのみ有効です。MACアドレスは、NICを買うと、それに付いて来ます。物理アドレス(Phyusical Address)とも呼ばれます。
IPアドレスは、階層的な構造を持ち、インターネットで使われます。32bit しかないので、なくなる心配があります。論理的なアドレス(Logical Address)なので、ソフトウェア的に変更することができます。
MACアドレスとIPアドレスの対応は、ユーザによる設定で決まります。ネットワークプロトコルを使用して、その対応を取得します。(ARP, RARP プロトコル)
データリンク層
セクション7は、ちょっと量が多いのですが、あとの授業で、徐々に、触れていきますので、あせって覚える必要はありません。
Ethernet の詳細 (符合化) ケーブルの長さの規定 Token Ring 衝突ドメイン/ブロードキャストドメイン スイッチの動作このあたりは、特に、セメスタ3で詳しく演習をおこないます。
IP アドレスの構造
IPアドレスの階層構造を理解するのが、ネットワークの設計上、もっとも重要です。
IP アドレスのクラス
ネットワーク部分のbit数が異なるCLASS A (8 bit)
1-127CLASS B (16 bit)
128-192.0-255CLASS C (24 bit)
193-223.0-255.0-255その他 224 multi-cast など
Private Network
192 (Class B), 10 (Class A)など
質問:
Class A ネットワークで表すことのできるホストの台数は? Class B ネットワークで表すことのできるホストの台数は? Class C ネットワークで表すことのできるホストの台数は? Class A ネットワークの個数は? Class B ネットワークの個数は? Class C ネットワークの個数は?質問:
Private Network アドレスを、Internet に出してしまったら どうなる?
来週は
サブネットとその計算