『データベースの知識と実務』読了

意外と読み終わるの早かった。

今回は、データベース。
『ネットワークの知識と実務』より読みやすかったです。
ちなみにその時のブログはココ
まあ、ネットワークは説明することが多かったからでしょうね。
後は、「知ってる内容が多かった」とか。

感想

読んだ後の感想としては、割と知ってたってのが正直なところ。
正規化とかトランザクションとか考えてデータベースいじる人には、物足りない内容かも。

ネットワークでは知識編が良かったのに対して、データベースでは実務編がためになりました。
知識編で書いてる内容を、実務編で「どのように使うか」とまとめられていた点です。
チューニングの仕方なんかも簡単にではありますが書いてましたね。
tuningathonのとき読んでいたかったかも。

MySQLとかPostgreSQLとかの踏み込んだ内容ではないのですが、データベースの知識全体を抑えるのには向いているかと。
浅く広くってやつ。
さくさく読めるので、多くの人にオススメできるんじゃないでしょうか。

実務編ではMySQLが取り上げられて説明がありました。
InnoDBとかMyIsamとかの説明があったわけではないのですが、ストーリーに沿ってER図の作成から行っていたので、実際の業務っぽい流れを大雑把に知ることができます。
この辺りも良い点ではないかと。

本選び

今回は、知ってる内容が多いということで非常に読みやすかったわけですが、これまで取り上げた2冊に比べて新しい知識が少なかったのが残念。
復習になるし、本を読むことで体系化できるってのはでかいメリットではあるのですが、それでもやはり「なるべく多くの新知識が欲しい」という欲が出ます。
そのために時間をかけて本を選ぶというのも何か違うような気もしますし。時間は価値の高いリソースですから有効利用したいです。
その辺はおいおい考えるとします。
とりあえず今は、積んでる本をなくしましょう。