授業内容と方法
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高等学校普通及び専門教科「情報」の免許取得のために履修が義務づけられている「情報科教育法」を実施する科目である。 (1)教授手段としての情報技術・メディア (2)学習手段としての情報技術・メディア (3)情報技術そのものについての科学的な理解 (4)情報化社会における社会的・経済的・倫理的な認識と理解 以上4つの視点を考慮した情報化時代における教育観・学習観を体得することを目標とする。 講義内容は,指導方法の検討と教育内容の概観の2部に大別され,これら理論的背景に基づいた模擬授業も実施する。
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達成目標
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【自律性】授業の設計と実施、改善を計画的・継続的に実行する。 【コミュニケーション能力】情報技術を生徒に理解させるために工夫し実践する。 【実践性】「情報科」各分野の内容を正確に理解し、生徒の多様性に応じた指導法を適用する。 【専門性】教科で取り上げる情報技術・知識について、高校領域にとどまらず専門領域として深く理解する。
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評価基準と評価方法
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教科情報の特性を理解し、授業計画の立案と実施及び自己分析ができること。 レポート提出(50点)・演習(50点)により評価する。中間試験・期末試験の代用とする。
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履修条件
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高等学校教科「情報」免許取得の意思があること。教育実習を履修済または履修予定であること。
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授業計画
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第1回 イントロダクション、講義計画 第2回 第1章情報科の成立、第2章新学習指導要領における情報教育 第3回 第3章情報活用の実践力の指導法 第4回・5回 教職実践演習模擬授業観察 第6回 プレ実習実施計画、学習指導案設計 第7回 学習指導案検討 第8回 学習指導案、授業資料検討 第9回 美来工科高校見学 第10回 学習指導案、授業資料検討 第11回 プレ実習模擬授業、評価 第12回 学習指導案、授業資料検討 第13回 プレ実習模擬授業、評価 第14回 プレ実習結果検討、報告書作成 第15回 情報の科学的理解の指導法 第16回 プレゼンテーション、総括
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事前学習
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各回の教科書該当箇所に目を通し、疑問点を明確にしておく。担当の発表準備をする。 学習指導案や授業資料、報告書等の作成のために、平均週3時間程度の時間外学習が必要である。
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事後学習
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各回講義の内容をノートに整理しておく。課題レポート作成に取り組むこと。
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教科書にかかわる情報
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教科書全体備考
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参考書にかかわる情報
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参考書全体備考
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使用言語
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日本語
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メッセージ
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Webclassを利用して講義情報の提供とレポート提出を行なう。
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オフィスアワー
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毎週月曜日 8:30-9:30 12:00-13:00 工学部1号館706室
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メールアドレス
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okazaki@ie.u-ryukyu.ac.jp
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URL
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https://webclass.cc.u-ryukyu.ac.jp/
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