授業内容と方法
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本科目は、コンピュータやデジタル機器で使用されているデジタル回路やシステムをハードウエア記述言語(VHDL)を用いて設計する手法を習得することを目的とする。授業の約50%で、VHDLの文法、デジタルシステムの記述方法、および具体的記述例を説明する。残りの50%の授業においては実習を行う。講義は、総合情報処理センターにて、センターのPCを用いて、実際の企業と同じ環境での設計を行い、FPGAボードを動作させる。実用的なデジタル回路を取り扱い、最終課題として、やや大きめな実用的な設計を行う。 11月25日(土曜)午後に集中実習を実施するので、これに参加することが単位取得の必須条件となる。
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達成目標
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○ハードウエア記述言語を用いて中規模(数1000ゲート規模)の実用化に耐えるデジタル回路を設計できる(専門性H2)○最終設計課題をVHDLにて構築し、設計レポートを仕上げる(実践性F1)○最終設計課題で、自分なりの回路アーキテクチャを設計する(創造性G3)
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評価基準と評価方法
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課題(20%),中間試験(40%),最終レポート(40%)によって評価する.
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履修条件
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ディジタル回路
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授業計画
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第01回(10/03) 登録、VHDLの基礎知識 第02回(10/10) 環境設定 10/17は出張のため休講 第03回(10/24) オンライン中間試験(1) 第04回(10/31) process文を用いた組み合わせ回路の記述 I 第05回(11/07) process文を用いた組み合わせ回路の記述 II 第06回(11/21) 順序回路 I 第07-09回集中実習(11/25、土曜 午後) 13-17時 第10回(11/28) 順序回路 II 第11回(12/05) オンライン中間試験(2) 第12回(12/12) 最終課題の説明(主に処理アルゴリズム) 第13回(12/19) 最終課題に関する指導 I 第14回(01/16) 最終課題に関する指導 II 第15回(01/23) 最終課題に関する指導 III 予備1 (01/30) 最終課題に関する指導 IV
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事前学習
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教科書を事前に予習すること。総情センターでのPCの使い方を予習すること。
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事後学習
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宿題は実際にVHDLを用いた、コンピュータ上の実習となるので、開発環境と慣れも必要であり、前半で出遅れないように毎回宿題等に取り組むことが重要である。
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教科書にかかわる情報
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教科書全体備考
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参考書にかかわる情報
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参考書全体備考
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使用言語
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日本語
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メッセージ
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3/9ごろに LSIデザインコンテスト発表会を予定しており、優秀チームの参加を計画している。就職活動時のキャリアとして、大変有効なイベントであるので、活用を期待してます。
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オフィスアワー
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月曜日、金曜日 2限、メイルでアポをとってください。
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メールアドレス
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wada@ie.u-ryukyu.ac.jp
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URL
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http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/~wada/lecture.html
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