授業内容と方法
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情報化社会において重要な役割を果たすデータベース技術について基礎段階から平易に解説します。データベースの基礎概念,リレーショナルデータベース,SQL(Structured Query Language),データベース設計手法,正規化,パフォーマンス向上法,新しい概念などが中心課題です。理論とその基礎概念および実例を挙げながら詳述し、テキストを参照しながらMySQLを用いた課題練習を適宜実施して実践的な学習を行います。地道に手を動かしながら考え、知識とノウハウを修得することが最も有効な学習方法です。しっかり頑張って下さい。
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達成目標
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○データモデル及びDBMSと数学的概念を理解し,データベースの構造とデータモデル,新しい概念を評価できること(専門性) ○データベース操作をSQLにより実行する知識を身につけること(実践性) ○基本的な問題に対する解法を設計できること(創造性)
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評価基準と評価方法
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評価基準 以下の項目について達成できるかどうかを評価基準とする。 (1) データモデルとデータベースについて説明できる。 (2) 関係データベースの数学的基礎について説明できる。 (3) 関係データベースを構築できる。 (4) SQLを使用することができる。 (5) SQLでデータベースを操作することが出来る。 (6) 新しい動向について説明できる。
評価方法 授業中の課題練習およびレポート(50%),試験(50%)によって評価する。100点満点中の60点以上を合格とする。 また、60点以上70点未満を「D」、70点以上80点未満を「C」、80点以上90点未満を「B」、90点以上を「A」とする。ただし、全講義数の3分の2以上の出席の無い者は不可とする。
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履修条件
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アルゴリズムとデータ構造を履修していること。 指定テキストを購入しておくこと。
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授業計画
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第1回 データベースシステムの役割と概念・データモデル 第2回 データモデル1 第3回 データモデル2 第4回 関係代数とは 第5回 DB設計1 第6回 DB設計2 第7回 DB設計3 第8回 DB設計4 第9回 DBMS1 第10回 DBMS2 第11回 DBMS3 第12回 DBMS4 第13回 データベースのパフォーマンス設計 第14回 データベースのパフォーマンス設計 第15回 応用とビッグデータ 期末試験
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事前学習
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課題練習・レポートを確実に実施すること。レポートは知識を定着させるとともに理解を深める最も良い方法です。 また、「基礎からのMySQL」を各自購入して自習・練習を行うこと。
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事後学習
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課題練習・レポートを確実に実施すること。レポートは知識を定着させるとともに理解を深める最も良い方法です。 また、「基礎からのMySQL」を各自購入して自習・練習を行うこと。
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教科書にかかわる情報
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4774150207
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Software design plusシリーズ
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松信嘉範著
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教科書全体備考
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参考書にかかわる情報
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4756120474
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Ascii Addison Wesley programming series
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C.J.Date, Hugh Darwen共著 ; Quipu LLC訳
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アスキー
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1999
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BA39893553
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参考書全体備考
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使用言語
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日本語
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メッセージ
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講義時間以外にも十分な自習時間・練習時間をとり、学習を行うこと。
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オフィスアワー
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水曜日(10:20-11:50) あらかじめメールで連絡ください。
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メールアドレス
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nagayama@ie.u-ryukyu.ac.jp
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URL
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