授業の形態
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アクティブラーニング
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授業内容と方法
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1990年代以降のインターネットの急速な普及と、その上での多様なサービスの展開により、今日では、我々の社会生活において、インターネットは欠くことのできないライフラインとなっている。一方、発展途上国を含めたインターネットの全世界規模での普及により、IPv4アドレスの枯渇問題や通信トラフィック処理の高負荷問題、ルーティングテーブルの肥大化問題などが深刻化しつつあり、今後のさらなる普及・拡大が見込まれるインターネットにおいて、これらの問題解決は不可避となっている。また、近年のインターネットサービスでの中核となっているWebサービスとして、BlogやFacebook、twitterなどに代表されるSNSや、Youtubeやニコニコ動画などに代表されるの動画配信がある。これらのサービスは数百万~数億単位の利用者がいるが、膨大なサービス要求に耐え得るサーバー・ネットワークインフラは、キャッシュや分散化、クラウド化など様々な工夫によって実現されている。 本講義は、インターネットシステムの構築運用技術に必要となる、TCP/IPに基づくネットワーキングに関する基本的な知識及び小規模ネットワークの基本設計技術に関する講義を行う。
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URGCC学習教育目標
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達成目標
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(1)基本的な情報ネットワークの概念と機能及び階層モデルを理解する。 (2)OSI各層の機能を理解し、基本的なネットワークを設計するための知識を習得する。
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評価基準と評価方法
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(1)中間試験(50%),期末試験(50%) (注意)5回以上の欠席、中間・期末試験の不受験、レポートの不提出の者は不可とする。
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履修条件
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特になし
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授業計画
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第1回(4/13): ネットワーク基礎知識 第2回(4/20): TCP/IP基礎知識 第3回(4/27): データリンク 第4回(5/18): IPプロトコル(1) & IPプロトコル(1)番外編 第5回(5/25): 業者による講話(予定) 第6回(6/1): IPプロトコル(2) 第7回(6/8): IPに関する技術 第8回(6/15): TCPとUDP 第9回(6/22):中間試験 第10回(6/29): ルーティングプロトコル(1) 第11回(7/6): ルーティングプロトコル(2) 第12回(7/13): アプリケーションプロトコル(1) 第13回(7/20): アプリケーションプロトコル(2) 第14回(7/27): セキュリティ 第15回(8/3): 期末試験
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事前学習
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本講義は、講義前に教科書の内容をよく読んで事前学習をして下さい。講義では、教科書の内容を全て説明することはせず、教科書の内容を追補説明する形式をとります。従って、予習をしていないと、講義での説明が理解できません。
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事後学習
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講義中は適宜メモを取り、初めて見る用語等はすぐにWeb検索で調べるなど、能動的に講義を受講して下さい。また、教科書や講義資料、講義中に取ったメモなどを用いて、事後学習によって知識の定着を図って下さい。
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教科書にかかわる情報
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教科書全体備考
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参考書にかかわる情報
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参考書全体備考
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使用言語
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日本語
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メッセージ
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各回の講義資料は、基本的に前日までに掲載します。また、講義資料は講義終了後にバグを修正したり、説明を追加することがありますので、最終バージョンは、各講義日の翌日以降に再取得して下さい。(講義後に更新した資料は、それが分かるように資料下に明示しておきます)
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オフィスアワー
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水曜日2限目(10:20-11:50) ただし、事前にメール連絡してもらえれば、可能な限り随時対応します。
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メールアドレス
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nagayan@ie.u-ryukyu.ac.jp
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URL
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http://n-lab.info/index.php?information-network-1-2017
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