科目番号
知能224
開講年度
期間
曜日時限
開講学部等
2018
後学期
火2
工学部工学科
講義コード
科目名[英文名]
単位数
617018002
VLSI設計
2
担当教員[ローマ字表記]
和田 知久
授業の形態
講義、実習
アクティブラーニング
授業内容と方法
本科目は、コンピュータやデジタル機器で使用されているデジタル回路やシステムをハードウエア記述言語(VHDL)を用いて設計する手法を習得することを目的とする。授業の約50%で、VHDLの文法、デジタルシステムの記述方法、および具体的記述例を説明する。残りの50%の授業においては実習を行う。講義は、総合情報処理センターにて、センターのPCを用いて、実際の企業と同じ環境での設計を行い、FPGAボードを動作させる。実用的なデジタル回路を取り扱い、最終課題として、やや大きめな実用的な設計を行う。
11月23日(金曜・勤労感謝の日)午後に集中実習を実施するので、これに参加することが単位取得の必須条件となる。
URGCC学習教育目標
専門性
達成目標
○ハードウエア記述言語を用いて中規模(数1000ゲート規模)の実用化に耐えるデジタル回路を設計できる(専門性H2)○最終設計課題をVHDLにて構築し、設計レポートを仕上げる(実践性F1)○最終設計課題で、自分なりの回路アーキテクチャを設計する(創造性G3)
評価基準と評価方法
課題(20%),中間試験(40%),最終レポート(40%)によって評価する.
履修条件
ディジタル回路
授業計画
第01回(10/02) 登録、VHDLの基礎知識
第02回(10/09) 環境設定
第03回(10/16) オンライン中間試験(1)
10/23は米国学会出張のため休講
第04回(10/30) process文を用いた組み合わせ回路の記述 I
11/06はインド学会出張のため休講
第05回(11/13) process文を用いた組み合わせ回路の記述 II
第06回(11/20) 順序回路 I
第07-09回集中実習(11/23、金曜祝日 午後) 13-17時
第10回(11/27) 順序回路 II
第11回(12/11) オンライン中間試験(2)
第12回(12/18) 最終課題の説明(主に処理アルゴリズム)
第13回(01/08) 最終課題に関する指導 I
第14回(01/15) 最終課題に関する指導 II
第15回(01/22) 最終課題に関する指導 III
予備1 (01/29) 最終課題に関する指導 IV
事前学習
教科書を事前に予習すること。総情センターでのPCの使い方を予習すること。
事後学習
宿題は実際にVHDLを用いた、コンピュータ上の実習となるので、開発環境と慣れも必要であり、前半で出遅れないように毎回宿題等に取り組むことが重要である。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
改訂 VHDLによるハードウエア設計入門 長谷川裕恭 CQ出版社
ISBN
9784789833967
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
教科書全体備考
参考書にかかわる情報
参考書全体備考
使用言語
日本語
メッセージ
3/8ごろに LSIデザインコンテスト発表会を予定しており、優秀チームの参加を計画している。就職活動時のキャリアとして、大変有効なイベントであるので、活用を期待してます。
オフィスアワー
月曜日、金曜日 2限、メイルでアポをとってください。
メールアドレス
wada@ie.u-ryukyu.ac.jp
URL
http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/~wada/lecture.html
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