科目番号
情497
開講年度
期間
曜日時限
開講学部等
2019
後学期
水1
工学部情報工学科
講義コード
科目名[英文名]
単位数
601572002
教職実践演習
2
担当教員[ローマ字表記]
岡﨑 威生, 當間 愛晃
授業の形態
講義、演習又は実験
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ
授業内容と方法
教員に求められる資質として①使命感や責任感、教育的愛情等に関する事項②社会性や対人関係能力に関する事項③幼児児童生徒理解や学級経営等に関する事項④教科・保育内容等の指導力に関する事項が挙げられている。これらの教員資質修得の確認と補完を行うために、これまで学修した教職科目等の振り返り(省察)、現地調査(フィールドワーク)、模擬授業、事例研究、グループ討議等による授業が組み立てられている。
URGCC学習教育目標
自律性、コミュニケーション・スキル、問題解決力、専門性
達成目標
本科目は、教職課程の他の授業科目の履修や教職課程外での様々な活動を通じて、学生が身に付けた資質能力が、教員として最低限必要な資質能力として有機的に統合され、形成されたかについて、最終的に確認するものである。具体的には、①子ども達一人一人の人格を尊重し、彼らが自ら考え発言し行動できる社会人となれるよう愛情と叡智を注ぐことのできる教員 ②子どもたちに生きた知識を伝え、彼らの知的成長を促し、将来の進路を主体的に切り拓くための「確かな学力」を保障する豊かな専門的知識と研究能力、授業実践力を有する教員 ③社会ニーズや教育課題に幅広い視野をもって対応できる教員を養成することである。
評価基準と評価方法
上記4目標達に対する琉球大学共通ルーブリックを評価基準とする。(ルーブリックは教職オリエンテーションで配布)
模擬授業(50点)、現地調査報告書(20点)、レポート(30点)により評価する。
履修条件
本科目を除いて、教員免許取得に必要な全ての科目を取得済みであること。
授業計画
第1回 ①教職実践演習のねらい及び教育理念・職業観について②今後の授業の進め方(模擬授業の方法、学習指導案の検討、現地調査の方法、評価基準等の説明)【岡崎・當間】
第2回 これまでの学習の振り返りについての講義・グループ討議(4年間の省察)①「教職指導」における1日職場体験②教育実習③教育実践ボランティア体験④授業リフレクションシート⑤自己成長評価シート【岡崎・當間】
第3~7回 模擬授業Ⅰ~Ⅴ ①板書、言葉遣い、表情など授業を実施する上で、教師として基本的な事項が身に付いているか。②教師として資質能力が身に付いているか。③教科経営が身に付いているか。④学習指導案がうまく書けているか。【岡崎・當間】
第8~10回 授業改善研究(模擬授業全体を通して課題等の検討、発表)事例研究Ⅰ~Ⅱ:特定の教育テーマ(今日的教育課題について)に関する講義及びグループ討議【岡崎】
第11回(12月上旬) 現地調査事前指導(大学近隣の小・中・高校等訪問による聞き取り調査)①グループ編成(3~5名程度)②調査項目の検討(学校及び学級経営上の課題、進路状況、生徒指導上の問題点など)③学校訪問日程調整、依頼書作成④報告書の作成方法など【岡崎】
第12~13回(12月上旬) 現地調査Ⅰ~Ⅱ 美来工科高校【岡崎】
第14回(12月上旬) 学校の危機管理及び対人関係の構築【岡崎】
第15回 現地調査報告会 ①各グループ発表、課題検討 ②報告書の提出【岡崎・當間】
事前学習
各回の授業内容を確認し、疑問点を明確にしておく。担当の発表準備をする。
事後学習
各回講義の内容をノートに整理しておく。課題レポート作成に取り組むこと。
教科書にかかわる情報
教科書全体備考
教職キャリアをゲットする 琉球大学教育学部附属教育実践総合センター編
参考書にかかわる情報
参考書全体備考
使用言語
日本語
メッセージ
オフィスアワー
月曜日8:30-9:30 12:00-13:00
メールアドレス
okazaki@ie.u-ryukyu.ac.jp
URL
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