海洋レジャーを一つの目玉にしている沖縄の観光だが、水難事故が多発している。
シュノーケリング事故は、昨年の水難事故全体の四割を占め、九人が死亡した。う
ち八割が観光客だった。また、石垣市観光協会青年部(砂川省吾部長)は、石垣島で
の水難事故の約90%がシュノーケルや遊泳・水遊びで起きているという結果をまと
めた。今年5月にも、竹富町波照間島で、横浜市から修学旅行に来ていた高校生三人
が高波にさらわれ、一人が死亡、一人が行方不明になる事故が起きた。ほかにも観光
客の水難事故が後を絶たない。観光立県として安全対策を強化する必要がある。