1. 関連する一連のクラスを名前で一まとめに管理する.
2. public 宣言をしたクラスは, パッケージの外から利用できる.
3. public 宣言をしていないクラスは, パッケージの中からしか利用できない.
java.util.Random
ここで:
1. java.util はパッケージ名
2. Random は, クラス名
3. java.util パッケージに含まれている Random クラスという意味
java.util.Random rand = new java.util.Random();
のように利用する. このとき, パッケージ名を含めて指定した名前のことを完全限定名 (Fully Qualified Name) という.
クラスの完全限定名:
パッケージ名.クラス名
import java.util.*;
ように import を使うことで, 指定したパッケージに含まれる public なクラスを利用できる.
タイプ•インポート•オン•デマンド宣言:
import java.util.*;
シングル•タイプ•インポート宣言:
import java.util.Random;
上記の import で宣言しておけば:
Random rand = new Random();
のようにクラス名の指定だけで利用できる.
パッケージを作るには, package を使う:
package mypkg;
TextParser クラスを mypkg パッケージに含めたい場合:
package mypkg;
class TextParser{
...
}
このとき, TextParser は, public が付いていないので, mypkg 内からのみこのクラスを利用できる.
package mypkg;
public class TextParser{
...
}
この場合, TextParser クラスは, public で宣言されているので, mypkg の外からも利用できる. このとき, ファイル名も, TextParser.java にする必要がある.
例外 (exception): 適切なエラー処理を行うための機構:
1. throw: 例外が投げられた. 例外が throw された.
2. catch: 例外を受ける. 例外を catch する.
try{
// 例外のスロー
}catch(Exception e){
// 例外のキャッチ
}
ArrayIndexOutOfBoundsException: 配列の長さを超えた参照
FileNotFoundException: ファイルが見つからない
IllegalArgumentException: 引数が異常
OutOfMemoryError: メモリが足りない