No. 768/1519 Index Prev Next
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Received: from nirai.ie.u-ryukyu.ac.jp (nirai-1.ie.u-ryukyu.ac.jp [133.13.48.1] (may be forged)) by rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp (8.8.8/3.5Wpl5-98022819) with ESMTP id DAA06807 for ; Wed, 28 Jul 1999 03:56:52 +0900 (GMT+0900)
Received: from super.win.ne.jp (super.win.ne.jp [202.26.1.170])
	by nirai.ie.u-ryukyu.ac.jp (8.8.8/3.6W-98061617) with ESMTP id DAA16140
	for ; Wed, 28 Jul 1999 03:54:09 +0900 (JST)
Received: (from minz@localhost)
	by super.win.ne.jp (8.9.3/8.9.3) id DAA15808;
	Wed, 28 Jul 1999 03:56:02 +0900 (JST)
	env-from (minz)
Message-Id: < 199907271856.DAA15808@super.win.ne.jp> 
From: TANAKAJIMA Masayuki 
To: committee@fj-news.org
Subject: [committee:774] [proposal] CFA/CFR multiple objection
Date: Wed, 28 Jul 1999 03:59:36 +0900
Reply-To: committee@fj-news.org
Precedence: list
Mime-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp
Sender: committee-owner@fj-news.org
Errors-To: committee-owner@fj-news.org

(この内容は委員会へ送付されるとともにfj.news.policyへ投稿されます)

一連のNGMP改訂の議論で、十分な議論を経ないで安易にCFV/CFSに移行する
と、CFV/CFS(特にCFS)の成功率が低くなる傾向があるのではないかという
観察結果について、いろいろ検討してまいりました。

一般に、CFV/CFSの成功率の低さはCFDコストの上昇に繋がるため、次の解決
方法が提案されました。

1) CFVまたはCFSの廃止
2) CFV/CFSの統合
3) CFV/CFSの有効投票数50を下げる
4) CFV/CFSを繰り返し提出可能にする

1)、2)は問題部分を削り取って解決する方法であり、「十分な議論を経ない
で安易にCFV/CFSに移行する」という問題の根本治療には適しません。

また 3)、4)は見方を変えると、異議複数化したCFA^Nとかなり似通った機能
を示しているため、議論の決着であるCFV/CFSの成立し難さを緩和するより、
議論の中間点であるCFAの異議を複数化した方が良いのではという話の流れ
になりました。

以上の考察に基づき、CFA/CFRの異議複数化を可能とする以下の修正を提案
します。個々の修正に関して、議論ならびに指摘して頂けると助かります。
よろしくお願い致します。

[改訂案]

行頭の印との対応は次のようになっています。

  |    : 現行NGMPの記述
  +    : 現行NGMPに対応する内容がない追加事項
  @    : 現行NGMPに対応する内容がある修正事項

  # 追加・修正した規定にはコメントを付けてあります。

committee@fj-news.org (fj Newsgroups Management Committee):
| 3.1 状態遷移図
| 
| [Proposal]  [CFD]                     2か月
|   |----//----> |---CFD変更・CFX選択-----> | 時間切れ/管理人委託
|  提案        公告        | ^            v
| (省略可)                 | |            +--CFX選択--> |
@                          |不成立                     |
|                          v |                         |
|                      [CFA/CFR] 2週間                 |
|               |……………|---|---|………| (提出期間) |
|                         異議待ち v                   |管理行為の
@                          ~       +-------成立-------> | 実行/却下

| 3.5 沈黙による決定 (CFA/CFR)
| 
| 3.5.1 CFA/CFRの条件
| 
| CFA/CFRは議論を収束させる中間点を意図しており、議論中でもCFA/CFR
| を出せる。

+ CFA/CFRの不成立(後述)に伴い、提案者は共に議論を進める参加者を募り
+ 提案者数を変更することができる。こうして複数になった提案者を共同
+ 提案者と記して代表者とは区別する。共同提案者は3人までとする。

 NGMP上の「提案者」は「代表者」を意味しているため、複数提案者のこと
 を別の言葉で定義している。また、CFA^N/CFR^Nの上限を3としている。

+ 共同提案者がN人の場合、CFA^N/CFR^Nを提出できる。ただし直前に提出
+ されたものをCFA^N'/CFR^N'とすると、NはN'+1以下の自然数でなければ
+ ならない。

 CFA^N/CFR^Nの定義と CFA^1 -->  CFA^2 -->  CFA^3 という段階的な運用を
 実現するための規定。CFA^2 -->  CFA^2,  CFA^2 -->  CFA^1 などの運用も
 含む。

| CFA/CFRの期間は2週間とし、この間に1人以上による異議(Objection)が
| 提出されなければCFA/CFRが成立し、管理行為が決定する。
V
@ CFA^N/CFR^Nの期間は2週間とし、この間にN人以上による異議(Objection)
@ が提出されなければCFA^N/CFR^Nが成立し、管理行為が決定する。

 CFA/CFRの異議複数化を可能にする規定。

| CFA/CFRを出す場合には異議の形式について規定しなければならない。
| 異議を出すのが困難な形式を指定してはならない。
| 
| CFA/CFRが成立した場合、提案者はそのことを委員会へのE-Mailおよび
| NG管理グループへの投稿により通知しなければならない。

| [解説] 提案者が(CFD内容を修正したいなどの理由で)自ら異議を出すこ
| とで、実質的にCFA/CFRを取り下げることができる。
V
@ [解説] 共同提案者は(CFD内容を変更したいなどの理由で)自ら異議を出
@ すことで、実質的にCFA/CFRを不成立へと進めることができる。ただし、
@ 様式不備による管理人の差し戻しと提案者の再提出は異議数に関係なく
@ 成立する。

 異議は誰であっても一人一つであるが、管理人の差し戻しと提案者の再提
 出は運用の便宜上一人で行えることを説明。

| [解説] CFRは何らかの管理行為をめざして議論を始めたが、議論の結果
| が管理行為を行わないのが適当であるとなった時、その合意を確認する
| 手段としての使用が想定されている。
| 
| [解説] 異議の形式として慣習的に「Subject: [Objection] (元Subject:)」
| というものが指定されることが多い。
| 
| 3.5.2 CFA/CFRに対する異議
| 
| CFA/CFRに対する異議の提出者は、異議を提案者と委員会にE-Mailで通
| 知するとともにNG管理グループで公表しなければならない。異議の提出
| 者が投稿を行えない場合は提案者または管理人が異議の文面をNG管理グ
| ループに公表する。
| 
| 異議はどのCFA/CFRに対するものか明確でなくてはならない。
| 
| 異議に理由づけは必要とされない。
| 
| 異議を取り下げることはできない。
| 
| 期限内に委員会に届かない異議、および指定された形式に沿っていない
| 異議は無効とする。
| 
| CFA/CFRが異議により不成立となった場合、委員会はそのことをNG管理
| グループに告示する。
| 
| [解説] 委員会と提案者の両方に異議が届くことになる。事故等により
| 届いたかどうか定かでない場合は委員会が最終的に判定する。

田中島正幸     tajm@vc-net.ne.jp

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