No. 578/1090 Index Prev Next
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From: EH1T-KRD@j.asahi-net.or.jp
    (Kuroda Toshio / 黒田 俊雄)
Newsgroups: fj.soc.copyright
Subject: Re: 法30条と49条の関係
Date: 29 Aug 2000 03:22:34 GMT
Organization: Asahi Net
Lines: 30
Distribution: world
Message-ID: < 8ofa9q$s7c$5@father.asahi-net.or.jp> 
References: < 200008242105266.EwVflMHw7@pin.tky.plala.or.jp> 
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Mime-Version: 1.0
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X-Trace: father.asahi-net.or.jp 967519354 28908 202.224.33.17 (29 Aug 2000 03:22:34 GMT)
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NNTP-Posting-Date: 29 Aug 2000 03:22:34 GMT
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In article < 200008242105266.EwVflMHw7@pin.tky.plala.or.jp> 
   recht@anet.ne.jp writes:
 > 確かに、49条に公衆要件があるため、公衆要件を欠く譲渡、貸与及び展示は
 > 、複製とはみなされないことになりますが、それは、立法政策の問題です。
 > なぜ、そのような立法政策をとったかは、その立法当時の社会の実情を前提と
 > して著作者の権利と使用者の利益との調整を図ったからです。その程度のこと
 > は自由にしておいても、著作者の経済的利益を害することはないであろうとい
 > う考えがあったからだと思います。

あのう、そうじゃないという証拠があるから「変だ」と言ってるんですが...

再掲:
In article < 8nclh2$h2b$2@father.asahi-net.or.jp> 
   EH1T-KRD@j.asahi-net.or.jp writes:
 | http://www.netlaputa.ne.jp/~lala-z/Copyright/TV_Video.html
 | で挙がっている「著作権審議会第5小委員会の昭和56年6月の報告書」
 | # つまり、著作権法を作ってるおおもとですね
 | ですら
 |  | (2) 法第三十条の許容範囲内での録音・録画によって作成された物を事後に
 |  |   私的使用の目的以外の目的に使用する場合((3)の場合を除く。)(例えば、
 |      ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 |  |   個人使用のために録音したテープを事後に事業のために使用したり、第三
 |  |   者へ貸与したりするなど)
 |         :
 |  | 以上のうち、(1)及び(2)の場合には著作権者などの権利が及ぶこととなり、
 | という形をとっています。つまり食い違いはない、第30条のほうに合わせる、
 | という認識なんですよね。
 | # ちなみにこれ、前に話題になった時に私が探してきたものです。

  くろだ%傍線部の他、「第三者へ貸与」という記述にも注目のこと
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