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From: Hideaki Iwata 
Newsgroups: fj.soc.copyright
Subject: Re: 30条と49    	条 (罰則関係    	)
Date: 29 Sep 2000 14:47:05 +0900
Organization: Center for Information Science, Wakayama University
Lines: 48
Message-ID: < m3d7hn21ie.fsf@dolphin.eco.wakayama-u.ac.jp> 
References: < 39CF878C.E1A2CA85@af.wakwak.com>  < 20000926232303mrSPfEC& MuX@news.nifty.com>  < 8qqig4$r96$1@pin2.tky.plala.or.jp>  < m3u2b21jog.fsf@dolphin.eco.wakayama-u.ac.jp>  < kumasan-2809000748210001@rinc.or.jp>  < m3itrh16ff.fsf@dolphin.eco.wakayama-u.ac.jp>  < kumasan-2909000755000001@rinc.or.jp> 
NNTP-Posting-Host: dolphin.eco.wakayama-u.ac.jp
X-Newsreader: Gnus v5.7/Emacs 20.4
Xref: ie.u-ryukyu.ac.jp fj.soc.copyright:11966


ひで＠和大、です。

kumasan@rinc.or.jp writes:
>  認めたく無いのは分かるけど・・・

......
「認めたくないものだな。自分自身の、若さ故の過ちというものを....」
ってセリフは置いておくとして:-）

>  例に上げられていたレコード（今ならCDか）を買って私的録音をして
>  売り飛ばすという中古問題は、

誰もそんなものを例に上げてません。
人の記事をきちんと読んで下さい。
「レンタルCD」を活用して私的使用目的の複製を行なった場合における、
「レンタル代金に含まれる著作権者への貸与権行使許諾金以外の支払い」、
つまり、「私的録音・録画補償金」の支払いを例にしているんです。

CDレンタル店は、何らかの形で著作権者に貸与権行使に対する代価を支
払っており、それらは当然、レンタル会員が店に支払うレンタル代に含
まれていることになる。
だから、我々エンドユーザがCDレンタル店でCDを借りたとすると、間接
的ではあれ、著作権者にイクバクかの対価が支払われている。

＃ 著作権者ときちんと契約し、その許諾を得ているレンタルCD屋から
＃ CDを借りる行為は、何ら恥ずべき行為ではない。著作物を利用する
＃ 我々にとって、当然可能な行為である。

で、そのレンタルCDを私的領域で複製することは、原則としては30条に
より、著作権者の権利の枠外となっている。だから、その対価を支払う
必要はない。
しかし、ことデジタル機材の中でも政令で定めたるものに限って言えば、
その機材やメディアに対し、一定額の補償金が上乗せされる形で市販さ
れており、それらを使用しての複製に対しては、上記レンタル代金に含
まれる以外に、一定の金額が補償金として著作権者の手に渡る仕組みに
なっている。

これがわが国の私的録音録画補償金制度。
言ってもいないことを勝手に持ち出すのは止めてもらいたい。

＃ 早急に訂正する様、求めます。

以下は、前提が間違っているから、論じることもしない。
まずは、訂正をお願いします。私はそんな例を持ち出したりはしていない。

＃ 失礼にもほどがあるよ...........................