でも、情報工学科を卒業するならば、これらの変換ぐらいは自分で できるようになって欲しい。
また、検索した結果を表示する操作を別に行わなければならない。 それは、表示するシステムに依存するが、それほど難しいわけでは ない。
問1の変換を行うプログラムを、自分の得意なプログラミング言語 で記述してみよう。実際には、
例題のフォームは以下のようなHTMLにより簡単に実現できる。
< HTML > < HEAD > < TITLE > 探索フォーム < /TITLE > < /HEAD > < BODY> < H1> WWWアドレスマネージャ< /H1> < P> 1つ以上のフィールドに,探索したい値を記入してください.< /P> < FORM METHOD=POST ACTION="/cgi-bin/address.cgi"> < HR> < PRE> < B> 名前< /B> < INPUT TYPE="text" NAME="Name" SIZE=40> < B> 住所< /B> < INPUT TYPE="text" NAME="Address" SIZE=40> < B> 電話< /B> < INPUT TYPE="text" NAME="Hphone" SIZE=40> < B> 会社< /B> < INPUT TYPE="text" NAME="Work" SIZE=40> < B> 電話< /B> < INPUT TYPE="text" NAME="Wphone" SIZE=40> < /PRE> < INPUT TYPE="submit" VALUE="検索"> < HR> < /FORM> < /BODY> < /HTML>入力されたデータの処理は、/cgi-bin/address.cgi が行うことになる。 実際には、Perlと、CGI用のライブラリを併用することが多い。
従来は、これらのフォームやデータベースは、メインフレーム上で 動作するCOBOL言語により個別にプログラムされていた。従って、 コンピュータを導入するということは、その会社向けのプログラムを 同時に開発するということを意味し、最低でも1千万円が必要とされる ことになる。
インターネットは20年に渡る実績があり、閉鎖的なCOBOL文化と違って 自由度の高いサービスが作られてきた。閉鎖的な文化は、オープンな 文化にとって変わられる運命にある。イントラネットの動きは、それを 証明している。イントラネットの利点はその 拡張性にある。WWWブラウザさえ持っていれば、どこからでも データがアクセスでき、httpd 経由で、さまざまなシステムとの 連係が可能になっている。
しかし、イントラネットには利点だけがあるわけではない。以下のような 点に考慮しつつシステムを構築していかなければならない。