CISCO local academy 4/26

来週はお休みです。次は、5/10。

先週の復習

スニーカーネット

WAN と LAN

OSI 7階層

APSTNDP

	Physical 層       ケーブル
	データリンク層    物理アドレス、符号化、NIC カード
	ネットワーク層    経路選択、転送

ネットワークの見学

リピータ、ブリッジ、ルータ

	Physical 層       を中継する	リピータ
	データリンク層    を中継する	ブリッジ
	ネットワーク層    を中継する	ルータ

これらの区別は?

単なる電線としてのイサーネット

電線の上の電圧の変化

徐々に伝わる

反射する

長さの限界 = ブロードキャストの限界

単なる電線からデータを読み取る

一つ一つ別々な物理アドレスがNICに割り当てられている。

対応する物理アドレスのついているパケットがきたら受け取る。

ブロードキャスト物理アドレスのついているパケットは全員が受け取る。

ブロードキャスト・ドメイン

ping してみよう

パケットが全部に一度に伝わる

単なる電線にデータを書き込む

複数のNICが、同時に異なるデータを書き込むことがある。

コリジョン・ドメイン

ping してみよう

二つの場所から同時に書き込むと衝突する

衝突はみんなが知らなければならない

リピータ

線と同じ。衝突も伝搬してしまう。信号の減衰を増幅する。

物理層で動作する。

ブリッジ

物理アドレスを見て、パケットを転送するかどうかを決める。

ブロードキャストパケットも転送する。

データリンク層で動作する。

ルータ

高位のIPアドレスを見て、「どの」ネットワークに転送するかを決定する。

ブロードキャストパケットは転送しない。

ネットワーク層で動作する。

まとめ

機材	動作階層	中継するもの	ブロードキャスト	コリジョン
リピータ	物理層	電気信号を中継する	そのまま通過	伝搬
ブリッジ	データリンク層	パケットを中継する	そのまま通過	伝搬しない
ルータ	ネットワーク層	パケットを中継する	通さない	伝搬しない

物理アドレス、IP アドレス

アドレスはビットパターンです。これを表すのには、2進、10進、16進数が使われます。

bit の計算

2進の計算

	AND
	OR
    (1) 111111 and 111100
    (2) 101010 and 110111
    (3) 101010 and 000000
    (4) 111111 or  111100
    (5) 101010 or  110111
    (6) 101010 or  000000

16進の計算

10進	16進	2進
0	0	0000
1	1	0001
2	2	0010
3	3	0011
4	4	0100
5	5	0101
6	6	0110
7	7	0111
8	8	1000
9	9	1001
10	A	1010
11	B	1011
12	C	1100
13	D	1101
14	E	1110
15	F	1111

     (1)-(6) を16進で表してみよう

1 引くとビットが反転することを利用しよう。

(ヒント: 4ビットごとに変換します)

11000 -> 1 1000 = 16 + 8 = 24

2進数を直接計算するより、16進数に変換したほうが楽です。

覚えておくと便利な値

10進	16進	2進
10	A	-
15	F	1111
16	10	1 0000
31	1F	1 1111
32	20	10 0000
63	3F	0011 1111
64	40	0100 0000
127	7F	0111 1111
128	80	1000 0000
196	C0	1100 0000
240	F0	1111 0000
255	FF	1111 1111
256	100	-

1 が続くパターンはマスクに良く使われます。

bit 計算の練習 (添字は進数を表します)

256- 111₂
256-15 は2進数では?
256- 10₁₆
256- FE₁₆
100000₂/2
100000₂*8 は16進数では?