CISCO local academy 7/10

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先週の復習

フロアプラン

プライベート・アドレス

    10.0.0.0    - 10.255.255.255  Class A
    172.16.0.0  - 172.16.255.255  Class B
    192.168.0.0 - 192.168.255.255 Class C x 256


ARP (Address Resolution Protocol)

(lesson 16,17,18)

ARP (アドレス解決プロトコル) とは、IP アドレスと物理アドレス(Ethernet address )を結びつけるものです。

  1. ネットワークドライバが「このIPアドレスを持つイサーネット装置はどれか」を問い合わせるブロードキャスト(放送)パケットを出す

  2. 該当する装置が「自分のイサーネットアドレス」を返す

  3. そのIPアドレス/イサーネットアドレスの組をarp tableに登録する

arp コマンドを使って arp table を表示し、ping コマンドで arp table にないアドレスにパケットを送ることにより、arp table にイサーネットアドレスが登録される様子を観察しましょう。


RARP

Reverse ARP は、Ethernet の物理アドレスから、IPアドレスを知るプロトコルです。

ディスクレースワークステーションや、プリンタサーバなど、Ethernet address が分かっているものに、自動的に固定IPアドレスが割り振られるものに使います。Ethernet address を調べる方法は、マニュアルに書いてあるのが普通です。(最近はあまり使わないかも...)

では、DHCPは?

DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)は、任意のコンピュータにIPアドレスを割り当てます。

DHCP の良い点

    IP アドレス割り当てをあまり意識しないで良い
    使わないコンピュータにアドレスを割り当てないので、アドレス使用効率が良い

DHCP の悪い点
    誰でもネットワークに繋げることができるので、セキュリティは良くない
    同じコンピュータでもIPアドレスが変わってしまう場合がある


MACアドレスとIPアドレスの対応

ARP (Address Resolution Protocol)

	IP アドレスに対応するMACアドレス(物理アドレス)を調べる

RARP

	MAC アドレスからIPアドレスを調べる

DHCP

シスコルータの設定に付いて

    Passward:       パスワード入力
    > enable                スーパーユーザモード
    Passward:       パスワード入力
    # Configure
	    terminal
    # interface ether 0
    # ip address 192.1.1.1 255.255.255.0    IP addressとnetmaskを入力
    # ^Z
    # disable
    show interface ether 0
    show arp
    ping broadcast


ルーティング

何故ルーティングが必要か?

    Routing = ラウティング
    Route = ラウト

Routing は、ネットワーク層で行なわれます。


ルーティング・テーブル

ルーティング・テーブルって何?

	ネットワークとホストの組み
	ネットワークとインタフェースの組み

そのネットワークに送りたければ、そのホスト/インタフェースに送る

Netmask との関係は? ルーティング・テーブルには Netmask が必要。

	何故か?

インターネットでは、常にルーティングがインターネット全体の大きさを制限して来ました。


Windows のルーティング・テーブル

netstat -r でルーティングテーブルが見れます

tracert というコマンドで、パケットがどのようなネットワークを経由して来るのか調べてみましょう。

OIX の重要性を考えてみましょう。


静的ルーティング

default gateway


ルーティング・テーブルの例


A から見たテーブル

Subnet1 local interface
default Router1

自分からルータが一つしか見えないような場合は、必ず、このようになります。大半は、このようなデフォルト・ルーティングで済んでしまいます。(A,B,F,G,J,K,V,W,S,T,Y,Z)


M から見たテーブル

Subnet4 local interface
Subnet1 Router1
Subnet2 Router1
Subnet3 Router1
Subnet5 Router2
Subnet6 Router2
Subnet7 Router2
Subnet8 Router2

Router2 の向こうをデフォルトにすると、

Subnet4 local interface
Subnet1 Router1
Subnet2 Router1
Subnet3 Router1
Default Router2

となります。


Router2 から見たテーブル

Subnet1 interface 1
Subnet2 interface 1
Subnet3 interface 1
Subnet4 interface 1
Subnet5 interface 2
Subnet6 interface 2
Subnet7 interface 2
Subnet8 interface 2


ルーティング・テーブルの大きさ

もし、ネットワークがばらばらに存在するならば、テーブルはどんどん大きくなってしまいます。

しかし、沖大で、どんなに複雑なネットワークを持っていても、外からの入口が一つで、沖大がClass B を一つ持っているだけならば、外からは一つのネットワークに見えます。

=> ネットワークの配置を工夫することによって、ルーティング・テーブルの大きさを抑えることができます。


動的ルーティング

ネットワーク内部用のルーティング

Proxy ARP

WAN (Wide Area Network 用のルーティング)


ルーティング・プロトコル

ルーティング・テーブルを作るためのプロトコル

RIP, IRGP, EGP

routed,gated

これに対して通常の通信を、ルーティッド・プロトコルというようです。通常の通信は、ルーティング・テーブルにしたがって流れます。


ルーティングを必要とするネットワークの設定

必ずネットワークデバイスが2種類必要になります。


CISCO の設定

Serial の設定

    Password:
    enable
    Configure
	    terminal
    Interface Serial0
    ip address 10.0.0.1/16
    clock rate 64000

clock は双方で設定する

Routing の設定

	ip routing

により routing を可能にしないといけない

router rip は、何をするのかは良くわからない

show ip route で見ることができる

static route は、

	ip route 10.0.0.0/16 Serial 0

のように設定する
	ip route 10.0.0.0/16 10.1.0.1

のようにホストを指定する


Routing Table

host Router 1
ネットワーク/行き先ホスト gateway ホスト ネットマスク ホップ alive
    255.0.0.0 0 Yes
       
       
       

host Router 2
ネットワーク/行き先ホスト gateway ホスト ネットマスク ホップ alive
    255.0.0.0 0 Yes
       
       
       

host Router 3
ネットワーク/行き先ホスト gateway ホスト ネットマスク ホップ alive
    255.0.0.0 0 Yes
       
       
       


Shinji KONO / Wed Jul 10 19:00:16 2002