Easy Package
Menu Menuソフトウェアはコンパイル/インストールが必要だが、それを一つにまとめたもの。
システムを構築する時に、その構築 Know How 自体をシステムとして残しておく。
外から rpm や パッケージを持ってくるだけではなく、自分のシステムに適合したパッケージを持つ。
Linux の rpm
Fedora Linux では yum があり、rpm を取得してインストールできる。rpm は単なる tar だが、spec ファイルに package の中身が記述されている。
rpm command により作成やインストールを行う。
簡単なRPMの作り方 ソフトウェアだけでなく、設定なども rpm で管理することが可能。
EasyPackage
琉球大学情報工学科で管理している Mac OS X 用の Package システム
epkg
Perl script
sudo epkg sync sudo epkg list sudo epkg installpackage の作成/uploadにも使う。
epkg のinstall
EasyPackage のインストール command line を使う。
epkg server
Mac OS X のversion毎にある。epkg のindexやソースを管理している
EasyPackage の作り方
EasyPackage の作り方 ad-hoc に自分のマシンにソフトを入れるのではなく、他の人が最利用可能な形で入れる。ちょっとの手間でそれが可能になる。既に install されていれば、その know how もわかる。
EasyPackage の仕組み
EasyPackage は、パッケージの記述と、Makefile の組から作成する。Makefile 内に、
ソフトウェアのダウンロード configure installの手順を記述する。つまり、インストール手順が Makefile という形で know how になっている。
/usr/epkg で作業をする。
/usr/epkg/SEPKG/lang/mysql.src.epkgに package が作られる。src.epkg は tgz 。src.epkg にはバイナリは入ってない。
配布するpackageは
/usr/epkg/EPKG/lang/に置かれる。.epkg は tgz 。EPKG には Makefile は入ってない。
簡単なまとめ
作る人
(1) /usr/epkg に EPKGINFO Makefile を作る (2) package を make する (3) src.epkg を作る (4) upload する使う人
(1) epkg を使って /usr/epkg に .epkg をdownload (2) epkg が、それを tgz で展開 (3) どのpackage が入っているかを管理
実際の build 手順
実際の build 手順 ここでは,jless を例に build 手順を記します. まずは epkg コマンドを使って souce package を取得します
% epkg getsklx jless次に,作業ディレクトリに移動し build してみます.
% cd /usr/epkg/japanese/jless % makeすると,source file 取得後,build されるかと思います. 次に,plist を作成します
% sudo make plistplist が作成できたらインストールし,パッケージを作成します.
% sudo make install % sudo make package作成されたパッケージは /usr/epkg/EPKG/ 以下に配置されます.
% sudo epkg mkpkg japanese/jlessで、src.epkg を作ります。
パッケージのアップロード方法
作成したパッケージをサーバにアップロードするには
% epkg upload jlessのようにします. アップロードするには EasyPackage のサイトにアップロードユーザ登録されている必要があります. (ssh の public key を kono@ie.u-ryukyu.ac.jp まで、投げてくれれば登録します) アカウントをお持ちでない場合,自作パッケージから投稿お願いします.
% sudo epkg sync % sudo epkg listで、upload されていることを確認します。