NTT Personal のPHSを使って内線で、学内LANに繋げることができます。

  1. 内線を使うためには、PHSが登録されてなければなりません。この内線は、 ホームアンテナの内線とかとは異なるものです。 (メールで連絡した人も登録には実物がいるので、もって来てください)

    僕か、名嘉村先生に、自分のPHSを持って登録してもらってください。NTTに実績を 示したいので、電気電子の学生も積極的に登録してください。内線番号は

    というようにします。

  2. 内線は、*9744 のようにダイアルします。接続には、NTT PersonalのPHSと、 PIAFS対応cardが必要です。

  3. サーバは、*0001 から *0006 までです。今は、*0001 しか動いていません。 電子情報ビル内、および、近辺では、どこからでも使えます。通信料はもちろん 無料です。最初のうちは回線が少ないのであまり占有しないでください。 当面、5回線以上に増えることはありません。TAP経由(情報処理センタ) の方が有料ですけど、回線の余裕はあります。

  4. PPP のアカウントとパスワードは、PHSを持ってきた時に教えます。 pap, chap 認証のどちらかを行います。32kbps非同期同期変換です。 DDIではないのでα-Data ではありません。

  5. BSD/OS では、DC-2P, DC-1P そして、Paldio 321S が動作実績があります。 DC-1S は、動作しません。

    内線をダイアルするためには、どのinterfaceでも、

             ats103=0
    
    として、サブアドレスのデリミタを/に切替える必要があります。

    外線からでもPIAFSでつながります。もし、他のV.34などを使う時には、 PTE経由になります。それは こちら を参考にして下さい。

    BSD/OS 3.0で、Paldio 321Sを使う時には、以下の行を/etc/pccard.conf に追加すると認識が早くなります。

    com "NTT Personal" "32K Paldio 321S PC CARD" -PRR

login認証は、Mac のFreePPP の場合、アカウント、パスワードの後に、 ^J (control-J) を付け加える必要があります。

BSD/OS 3.0の場合、/etc/ttys.conf の、S2=255 という部分を削除 してください。これは普通のレジスタなんですが、DC-2Pなどは、 Error を返すようです。

hayes:\
        :hcondition=ATE0S0=1:\
        :hdial=ATDT$1:\
        :hhangup=ATH:\
        :hinit=AT&C1S0=0:\
というように直します。後は、普通のPPPの設定と同じです。普通の PPPの設定は、 琉大のBSD/OS のページか、 ここの過去のニュースグループを参照してください。

内線は、電子情報ビルの廻り50mぐらいまで届くようです。情報処 理センタや大学院棟までぎりぎり入るようですね。32K PPP は、2.7kbps ぐらいは出るようです。telnet/rlogin/www とも、まったく問題なく 動作します。

外からかける時には内線ではなく、外線経由でかけます。前に書い たように、外線の場合はセンタ経由の方が合理的です。

外線は、やっぱりかなり場所によるようです。バス(98琉大)の中でも、 ぷちぷち切れてしまいます。あのとろいバスでもだめですね。特に バイパスの西原付近では、まったく入感しないようでした。住宅地 の周辺ではだいじょうぶなのですけどね。

文責 河野真治 kono@ie.u-ryukyu.ac.jp
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