レポート課題1: 「より複雑な条件判定」

提出方法

提出物は「レポート」と「作成したスクリプトファイル」の2点である。
レポートは電子ファイルで提出するものとする。
レポートのファイル名を「report1」とする。
提出先: Google ドキュメントのreport1内の各自のアカウント名。
締切: 次回の講義（5/12）が始まる前。

取り組み方

ここでは具体的にコードを書く手順は指定しない。思い通りに書いてみよう。
- その過程で、書いたコードが想定通りに動かないなら、そのコードと結果（エラーの場合はエラーも含めた結果）を示し、その理由を考察せよ。
- もし一発で想定通りに動いたのなら、正解コードと結果を示し、考察では好きなことを考察せよ。
ペアや友人らと話し合って取り組んで構わないが、考察は自分自身の考えを述べること。試して分かったこと、自身で解決できなかった部分等についてどう取り組んだか、といった過程がわかるように示すこと。（考えを図表や文章を駆使して表現して報告する練習です）
レポート作成は好きなツール（ソフトウェア）を使って構わない。ただし下記を含めること。
- タイトル
  - 今回は「プログラミング1、レポート課題1: 「より複雑な条件判定」」。
- 提出日: yyyy-mm-dd
- 報告者: 学籍番号、氏名
  - 複数人で相談しながらやった場合、相談者らを「協力者: 学籍番号、氏名」として示そう。
- 課題説明
- 書いたコード
- 実行結果
- 考察
  - 課題への取り組みを通し、課題の意義、課題から分かったこと、今後の展望などを述べる。失敗やつまづきがあれば、それらについての失敗分析を含めること。
  - 参考リンク: 実験レポートの書き方
- その他
  - 通常は感想等をレポートには含めませんが、練習なので課題に取り組みながら何か感じたこと、悩んでいること等、書きたいことがあれば自由に書いてください。（なければ省略OK）

課題説明

次に示す関数を作成してみよう。
- 仕様
  - 関数名: judge_number
  - 入力(引数)
    - 第1引数: 数値（int型オブジェクト）
  - 出力
    - 第1引数が3だけで割り切れるなら'Fizz'を返す。
    - 第1引数が5だけで割り切れるなら'Buzz'を返す。
    - 第1引数が3と5の両方で割り切れるなら'FizzBuzz'を返す。
    - 第1引数が上記のどれにも当てはまらないなら、その数値をstr型に変換したオブジェクトを返す。
      - ヒント: str型への変換はstr()関数を使おう。このような型変換を cast（キャスト） と呼ぶ。
- 補足
  - レポートには、書いたコードを report1.py というファイル名で保存し、そのコードと、シェル上で実行した結果を掲載した上で考察すること。
- 実行イメージ1（インタプリタ上で1〜15まで入力した結果）
```
# 実行イメージ
>>> judge_number(1)
'1'
>>> judge_number(2)
'2'
>>> judge_number(3)
'Fizz'
>>> judge_number(4)
'4'
>>> judge_number(5)
'Buzz'
>>> judge_number(6)
'Fizz'
>>> judge_number(7)
'7'
>>> judge_number(8)
'8'
>>> judge_number(9)
'Fizz'
>>> judge_number(10)
'Buzz'
>>> judge_number(11)
'11'
>>> judge_number(12)
'Fizz'
>>> judge_number(13)
'13'
>>> judge_number(14)
'14'
>>> judge_number(15)
'FizzBuzz'
```
- 実行イメージ2（シェル上でスクリプトとして実行した結果）
```
oct:tnal% python3 report1.py
1
2
Fizz
4
Buzz
Fizz
7
8
Fizz
Buzz
11
Fizz
13
14
FizzBuzz
```