したがって、本講義では最新のコンピュータアーキテクチャ(コンピュータの構成、ソフトウエアとハードウエア)のやや高度な内容をカバーします。
やや高度と言っても、現実のコンピュータは
などの高度の技術が使われているので、言い換えれば現実のコンピュータを学ぶことを目的としています。具体的には
が、本講義の達成目標です。
@ コンピュータでは大量のデータを取り扱う、レジスタのほかに主記憶装置が必要
A 制御信号の生成方法
B 単なる計算だけではなく、繰り返し演算など高度なアルゴリズムの実行
図2.1 主記憶を含む演算機構
クイズ : アドレス信号 2本 すなわち、0から3番地 にそれぞれ、4ビットのデータを保持するメモリを D-FF(Dタイプフリップフロップを用いて設計せよ)
注意: 講義中のクイズが、試験の問題にする可能性が大きいです!
クイズ : パソコンの使用されているメモリは図2.4のうちのどれか、またなぜそのように使用されているのか
クイズ : レジスタファイルは2語の読み出しと、1語の書き込みが同時にできるものがあるが、上記メモリをそのように改造せよ。
宿題1 学籍番号 名前 日付 を書いて 提出すること!
1) 教科書図1.12(b)の入出力制御付きでレジスタの動作を波形図等を用いて説明せよ
2) この入出力制御付きでレジスタをD−FFを用いた回路に変更せよ。
以上