(3)デジタル変復調2


3−3 簡単な無線データ伝送システムの構成

 

○ キャリアに対して、ディジタル変復調を行う

図3−7(スーパー・ヘテロダイン方式:携帯電話)

 

1)変調回路 中間周波数(IF: Intermediate Frequency) 

 変調方式として、ASKPSKFSK などある OFDM

 ○変調すると、スペクトラムが広がる

 P36の図3−1(b)

 P37の図3−3(b)

 P92の図4−18(a), (b)

 ○実はこのスペクトラムの広がりと情報伝送量が比例する

 

2)周波数変換と送信

ということで、ミキサーの入力は13oMHz近辺にある(スペクトラム)

ミキサー出力は800MHz540MHzの混合した波となる。

 

○帯域通過フィルターで、必要な800MHzあたりの波だけを通す。

○増幅し、アンテナより電波RadioFrequency RF信号を放出する。

 

3)受信アンテナでRF信号を受け取る。800MHzの必要な信号のみをフィルターでとりだし、増幅する。

 

ということで、ミキサー出力は800-670=130MHz800+670=1470MHzの混合した波となる。フィルターで130MHzあたりの信号を通して、復調を行う

 

3−4 多ビットを同時に送る

○4つの異なる波形から一つを選んで送れば、ひとつの波形を送るごとに2ビットの情報を伝送することができる。

 

 

3−5 ASK と スペクトラム

図3−11

図3−12

図3−13

 

sinc関数(周期Tsごとに0となる関数)

○実はこの関数がデジタルとアナログをつなぐ関数!!!!

 

3−6 FSK と スペクトラム

図3−17

図3−19

 

3−8 位相を変えるPSK 

図3−28

 

3章終了


宿題2

(1)例として、シンボルあたり2ビットを位相を変調して送るQPSKの例を説明した。ASKFSKでシンボルあたり2ビットを送る場合の送信波形を、例にならって作成せよ。

(2)各シンボルあたり1ビットを送信するASKPSKFSKを組み合わせることで、っ各シンボルあたり2ビットを送ることができる。以下の組み合わせの送信波形を例にならって作成せよ。組み合わせができない場合はそのように答えよ。

(2−1)ASKPSK

(2−2)ASKFSK

(2−3)FSKPSK

(3)各シンボルごとに、3ビットを送りたい場合、どのようにすれば良いか説明せよ。