(1)身の回りのディジタル無線通信


1−1

〇 Ubiquitous (ユビキタス)

〇 デジタル変調と復調 : 電波でデータを伝送する方法

〇 アンテナ :(昆虫の触覚の意味もある) 空間から電波吸収する金属棒、 空間へ電波を放出する金属棒

(イメージ): 池の真中で、棒を上下させ、波を使って情報を池の端に送る。

掴むべきイメージ 

1. 受信者と送信者はお互いが見えない

2. どのようにして情報を送るか

3. ノイズのイメージ

4. 周波数の異なる波

5. 2倍のバンド幅

〇 実際の電波は 3次元的に広がる。音波では粗密波

1−2 有限資源としての電波

よく使われている電波: VHF(30MHz〜300MHz)、UHF(300MHz〜3GHz)

電波の波長: 10mから10cm、 対応するアンテナの大きさは1/4波長 使いやすい大きさ

1−3 AM放送、FM放送、TVも アナログからデジタルへ

〇 ひとつの理由は、教科書にあるようにデジタルはノイズに強い。

〇 デジタルではエラー訂正技術が重要である。(前期のCADの課題など)

〇 単純なデジタル化では、データ量が増加してしまい、取り扱いが困難 >> データ圧縮

 音声画像処理

 アナログってなに

(表1−1)ディジタルで伝送される理由

1) SN比の低いところでも安定した通信が可能
2) データ圧縮技術によりディジタル化しても必要なデータ量を少なくできる
3) 一度に多数のビット情報を伝送できる (多値変調)
4) 上記2,3番目により、使用帯域(電波のスペクトラムの幅)を、アナログ方式と比較して同じか、狭くできる

1−4 アナログ技術はすたれるのか?

(教科書)図1−10

情報はデジタル → 実際の放出される電波と 送信部 受信部 はアナログ技術 → デジタル情報へ復元

アナログとデジタルの両方の進歩があって、最先端機器は実現される。

以上