情報処理技術者試験について

この記事は、2021年8月26日現在の情報をもとに記載しています。

情報処理技術者試験とは

受験するメリット

試験区分

試験はレベル1からレベル4の4段階あり、レベル3までの試験で広く浅くIT技術を学習し、レベル4以上からは専門毎に別れます。

試験名 レベル
ITパスポート試験(IP) 1
情報セキュリティマネジメント試験(SG) 2
基本情報技術者試験(FE) 2
応用情報技術者試験(AP) 3
ITストラテジスト(ST)  4
システムアーキテクト(SA)  4
プロジェクトマネジメント(PM)  4
ネットワークスペシャリスト(NW)  4
エンベットシステムスペシャリスト(ES) 4
ITサービスマネージャ(SM) 4
システム監査技術者(AU)  4
情報処理安全確保支援士(SC)  4

各試験には、英字2文字の略称がつけられています。 試験範囲や過去問については、IPAの公式サイトより確認できます。
情報処理安全確保支援士は、旧情報セキュリティスペシャリスト試験を受け継いだ形で新設されたセキュリティの専門家のIT系初の国家資格です。合格して登録すると名称を使用して仕事をすることができます。

基本情報技術者試験(FE試験)

基本情報技術者試験は、特に学部1,2年生に受験して欲しい試験です。

午前試験 午後試験
試験時間 150分 150分
出題形式 四肢択一 多肢選択式
出題数 80問 11問
解答数 80問 5問
合格基準 60点以上 60点以上

午前試験

例題:公開鍵暗号方式に関する記述として、適切なものはどれか
		ア:AESなどの暗号方式がある。
		イ:RSAや楕円曲線暗号などの暗号方式がある。
		ウ:暗号鍵と復号鍵が同一である。
		エ:共通鍵の配送が必要である。
						平成22年春期 FE試験より引用
								   答え イ

午後試験

長文形式の問題を読み、各設問に解答する形式

分野 必須or選択 配点
1 情報セキュリティ 必須 20点
2 ソフトウェア・ハードウェア 選択 15点
3 データベース 選択 15点
4 ネットワーク 選択 15点
5 ソフトウェア設計 選択 15点
6 プロジェクトマネジメント 選択 15点
7 サービスマネジメント 選択 15点
8 システム戦略 選択 15点
9 経営戦略・企業と法務 選択 15点
10 データ構造及びアルゴリズム 必須 25点
11 ソフトウェア開発 必須 25点

勉強方法

2~3ヶ月ほどで合格点が取れるよう勉強しよう

午前試験

午前試験は特に過去問道場での反復学習が効果的です。無料なので是非アカウントを作って学習しよう。

午後試験

おすすめの参考書

参考書はできるだけ新しいものを購入しましょう。必要に応じて、午後試験では苦手分野の参考書を購入すると良いでしょう。

ステップアップ

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