復職

私事っちゃそうなんですが、大学にも関係ある話なのでメモ。

昨年10月〜今年6月まで、メンタル不調のため休職していました。
今年の7月は時短勤務でリハビリ、8〜10月は出張残業禁止でした。

なかせんせーが突如居なくなったのはこういう経緯でした。
Twitterを細かく見ている人は知ってたろうが、
もともと前職のSEでうつになってUターン転職決めた人なので
そういう傾向はあったのです。よくわかんないけど悪化した挙句私消えた。
で、半年ぶりに来てみたら全部忘れてた。ほぼゼロからなので色々きついっす。

あまり悲しいお話を延々としても仕方がないので
役に立ちそうなTipsを適当にまとめておきます。
メンタルやべーなって学生さんの参考になれば幸いです。

[最優先]
少しでも疑いがあれば、さっさと専門機関で診察を受けましょう。
これは病気なので、医学と薬の力が必要です。
お悩み相談で乗り切るって目論見は、骨折にツバつけるくらい的外れです
(話し合いが無駄とは言わないですが、悪化するリスクたぶん大きい)。

琉球大学、保健管理センター
http://w3.u-ryukyu.ac.jp/hokekan/

メンタルクリニックはそこら中にあってどこも残念ながら繁盛していますが、
大学の人なら、まずは保健管理センターのカウンセリングが良いかと。
大学ならではのトラブルへの対処ノウハウが溜まっているのと、
いざ手続きをするとき大学事務に話を通しやすいってのが大きいです。
弱ってる時にやらなきゃいけない作業はどんどん減らしましょう。

【通院することになったら】
指導教員、保護者に連絡する。このあたりは必須だしやらされるでしょう。
話が通じない人には保健管理センター経由でも可。

沖縄県、自立支援医療費(精神通院)
http://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/hoken-nan/hoken/tuuiniryouhikouhifutanseido.html

通院するなら真っ先にこの手続を。沖縄県なら通院費・薬代が全額タダです。
申請はだいたい通るしデメリットも基本無いです。
メンタルやらかしながらお金の心配すると10倍病むのでほんと避けよう。
病院の事務とか市役所の福祉課に何か言えば、ケースワーカーが相談してくれます。

厚生労働省、みんなのメンタルヘルス、治療や生活へのサポート
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/index.html
あとはここのサイトを数時間舐め回して読んで下さい。

【休学することになったら】
指導教員、保護者に連絡する。必要ならば休学届とかの提出があります。
保健センターのカウンセラーと病院のケースワーカーが必要なものを教えてくれます。

リワーク施設というのがあります。うつ病特化の復帰支援リハビリ所みたいな。
「沖縄 リワーク」とかで検索するといくつか出てくるので通所を検討してみて下さい。
私もその一つに半年ぐらい通ってましたし。
復帰スケジュールと、それにあわせたプログラムが提供されています。

よく、まとまった時間があれば○○やりたいなーという願望を言うけど
私は実際には何も出来なかったからなー…引きこもったままだとなかなかね。
やりたいことがあれば、健康なうちにやっておいてくださいな。

説明が途中で面倒くさくなったのでこんなとこで。皆に幸あれ。

eXteme Reading (XR)まとめ

毎年やっている教科書読みのアプローチなんですが、
こなれてきたので改めて方法をまとめたいと思います。

2011年頃の自分のまとめ。ここの記事をベースにしています。
https://ie.u-ryukyu.ac.jp/nakarx/2011/05/24/extreme-reading%E3%82%92%E8%A9%A6%E3%81%99/

eXtreme Reading (XR)まとめ

概要
・集団読書法
・3〜4名で一気に本を読むアプローチ
・章ごとにまとめて読む

方法
・章などで区切られた教科書・本を用意
・3〜4名で1チームを組む。5名以上はNG
・指定された章を全員同時に読む。黙読でOK
・チームメンバーがだいたい読み終わったら情報共有と話し合い
・その章のまとめと時間をログに残して次の章へ。

メリット
・レジュメなど準備不要
・チームで教え合うから理解漏れ防止
・厚い本でも最後まで読むモチベーションが続く
・教科書の全容を把握するのに向いている

デメリット
・一気に読むので疲れる
・読書チームのスケジューリングが難しい
・細かい記載はどうしても見過ごされがち

運用例
・教科書は下記。15章立て377ページ。
  演習と実例で学ぶ プロジェクトマネジメント入門 第2版 日本語版
  http://www.amazon.co.jp/dp/4797367709
・講義の登録学生(毎年20名前後)を4名以下のいくつかのチームに分割
・XRの時間を設けて、一斉に開始。黙読可。
・読み終わったらその旨を申し出て、まとめ作成なり読むのが遅い人へのフォローに回らせる。
・チームごとのまとめは作らせるが、アウトプットの負担が大きい。なので提出を義務にはしてません。
・まとめ作成時は声を出して話し合ってもらう。キーワードの抜き出しが大事。
・1章あたりの時間実績は20〜30分
・1名だとそもそも不可。5名以上は話し合いが上手くいかずNGとしました。
・1日で本をすべて読むのは疲れるので無理。数回に分けるべき。
・演習問題をやるかどうかでかなり左右される。
・運営が楽

という感じです。なので短い期間で教科書の一気読み、
という大学の講義形式やゼミにかなりマッチしているかと思います。

気づいたら日本語の記事がけっこうリンク切れていて、
独自の方法になりつつあります。なので、英語圏のそれとは違ってきているようです。
extreme reading もしくは エクストリームリーディング で検索してみてください。

試してみて、他に利点や欠点などがあれば教えて下さい。

京大琉大デザインスクールに行こう!

今度、京大さんと合同でデザインスクールを企画しています。
参加しましょう(結論)。

琉球大学-京都大学合同デザインスクール2014
http://ie.u-ryukyu.ac.jp/design-school2014/

11/22-11/24の3日間、琉大の学生会館にて開催します。
参加学生(高校・大学)募集中です。申し込み締切は11/10(月)までです。
べつに琉大だと情報系とかに限定していないので、我こそはという方は是非。
募集要項や詳細情報は下記URLよりご覧ください。
http://ie.u-ryukyu.ac.jp/design-school2014/?page_id=130

ざっくりまとめると、社会人x京大生x琉大生x高校生を混ぜて、
社会システムの設計といった広義の意味でのデザインを、
ワークショップ/グループワーク形式で体験できるイベントです。

去年もやってて、参加者の満足度は概ね高かったです。
名嘉も去年参加者サイドにいたのですが、
立場が違うと話の進め方も発表の仕方も色々だなと勉強になりました。
今年は名嘉は運営サイドについているのでこんなブログ書いてます。

具体的に何をやるのかって分からないって声もあると思うのですが、
何をやるのかを考えてもらうところから入るので大丈夫です。
まぁ、大枠のテーマと何人かのインタビュー対応者は用意していますし、
各グループにファシリテーター配置してるので迷子にはならないはず。

休日を3日間拘束されるのはその通りなのですが、
それを超えたリターンは保証します。準備もかなり気合が入っていましてよ。
3,4年次や院生は問題解決のデザインという概念を知ってほしいし、
1,2年次はよく分からないだろうからこっちから連れて行きたいレベル。
イベント報告や就活のネタにはなるんじゃないですかね。

色んなゲストを用意していますし
色んな考え方に触れられる希少な機会だと思うので、是非ご検討下さい。

3Dプリンターを導入するまでのあれこれ

最近、技術部で 3Dプリンターを導入しました。
政治的な、教育的な側面も大いに考慮に入れておりますが
まぁ私の趣味も一部あることは否定しません。

設定、使い方は後輩さんがブログがまとめてくれるそうなので、
導入にいたるまでの機種選定とお金の話を私から。

3Dプリンターは色んな機種がありますが、20万円程度の予算で
色んな比較サイトを眺めた結果、以下の3機種にしぼりました。

・Cube
 http://www.i-guazu.co.jp/3d_modelers/cubify/
 日本法人が最近できてるし、慶應SFCや東工大では実績あるっぽい。
 関東のヤマダ電機でデモも見られるようです。安いし簡単モデル。
 ヤマダ電機:3Dプリンター( Cube )
 http://www.yamada-denki.jp/service/3dprinter/

・Makerbot Replicator 2x
 http://www.nihonbinary.co.jp/Products/3DModeling/Makerbot/Replicator2X.html
 3Dプリンターブームの火付け役の一つ Makerbot の送る最新モデル
 thingverse も運営するなどモデル作成・公開まで抑えている会社なので連携が素敵らしい。
 会社規模的にも抑えている分野でも、そのうちデファクト取りかねない勢い
 スペックもなかなか高くてこっちにすりゃよかったかなぁと思ったレベル

・MakerGear M2
 http://www.makergear.com/products/m-series-3d-printers
 で、うちで買ったのがこれ。英語の資料しかなくて難儀していますが
 カタログスペックは最も良かったので(積層 0.02mm!)、
 うちらが日本語の資料作るんや的な意気込みで購入。先日から稼働してます。

このへんの情報収集は、以下のブログなどが参考になるかもです。
あと、 gigazine やら gizmodo やらのニュースサイトでも
最新ネタがちょこちょこ取り上げられてたりします。

Japanese Makers
http://www.japanese-makers.com/
ダヴィンチの機関
http://rdavinch.blogspot.jp/
MakersLove
http://makerslove.com/

で、いざ購入の手続きをします。
購入依頼を出そうとした2013年5月段階だと、
MakerGear の日本販売代理店がなく輸入しかねぇなと。
んで、輸入代理店のユニポスから発注することに。

ユニポス:3Dプリンタカテゴリ一覧
http://goo.gl/Ov4iy

ここの何がいいのかって、書類がちゃんとついてくる所。
個人輸入だとクレジットだから厳しいが、会社の予算で買いたい人は嬉しい。

> 大学における公費(研究費,科研費等)でのご購入の場合は,
> 納入時に「代表者印付き正式書類三点セット=見積書,納品書,請求書」
> をご提出致します(後払いとなります)。
>
> ・法人掛売り(原則:月末〆,翌月末払い)
> ・納品時に正式書類一式(納品書,請求書)を添付致します。
> ・納品検収後,請求金額を弊社銀行口座へ期日までにお振込み願います
> (おそれ入りますが,銀行のお振込み手数料はご負担願います)。

販売価格は、MakerGear 公式だと、$1,775.00 のところ、
ユニポスだと 税込み 281,400 円。(8月末現在)
ただし、輸入送料や関税考えたらどこ機種もこれぐらい値段あがるものかと。
6月中旬に購入依頼だして、8月中旬に納品が終わりました。二ヶ月ぐらい。

デモの出力までは、実際1日もかかってないです。
既にモデリングされたデータがSDカードに入ってたので、ボタンポチレベル。

2013-08-28 17.08.33

余談ですが、以下のようなツッコミもあるので冷静にはなりたいところ。
何を作るのかをきっちり考える必要があると思います。これまでもこれからも。

3Dプリンター騒がれ過ぎ。それで飯食ってる僕が言うんだから間違いない
http://www.gizmodo.jp/2013/05/3d_74.html

んじゃ、初音ミク出力できるように頑張ってみます。
微調整難しくて自前でやろうとすると失敗ばかりですけどね!

2013-09-05 09.18.07

プロジェクトデザイン関連のつれづれ

えっと、たまにはこっちでブログ書いてみます。
プロジェクトデザインの話でも。

プロジェクトデザイン終了まとめ2013(要学科認証)
http://ie.u-ryukyu.ac.jp/pd/?p=2732

長丁場の発表ですが皆様お疲れ様でした。
上記記事からまとめページに飛べて色々URL貼ってあります。
要項や各発表の資料からTwitterのログまであるので
残せるのものは全部残していく方針です。まだ未完ですけど。

いやー、根っこのところの言いたいことは
NAL先生が(伝えてないにもかかわらず)書いてくれたので
そちらに乗っかります。私もほぼ同じ思いです。

(不定期コラム) 失敗しても構わないから体験し、次に活かそう
http://ie.u-ryukyu.ac.jp/tnal/archives/4257

これで終わり…だと流石にあれですので、
中の人からみたお話をいい機会なのでぐだぐだと。
以下、伝聞系や推定入っていますので、話半分でお願いします。

プロジェクトデザインは、以前は修学計画という講義名でした。
JABEE導入の関係でそれっぽい単語を入れたかっただけらしく、
改名以前と中身が変わっているということは無いとのことです。
news-ie のカテゴリで名残が残ってて、netnews 時代の
ura.ie.classes.study-plan1 が修学計画Iを表しています。

で、その修学計画ですが、
いわゆるグループ学習こそがメインっぽくなっていますが、
学科設立当時の話では、沖縄の将来を考える若者を育てるため
座学などではカバーできない初学者向けの特殊講義にする、
みたいな話があったそうです。

入学直後の、研究が想像つかない学生に対して
調査ってものを実際に体験してもらったり、
知らない人同士の仲良くなる切っ掛けの方策として
グループでフィールドワークさせる、ってのがPD1。

研究を始めるにあたって、研究って何?ってところから
研究の流れやそれを実行に移すための講義の取得計画、
自分たちで何かを作り出すという経験の体得、
社会と自分と研究がどう繋がっているのか知るのがPD2。

これら、研究やIT業界や沖縄がどうなっているのかを、
ゲスト講義で補足しつつ深い見識を持ってほしいので、
プロジェクトデザインがああいう構成になっています。

最終発表会も、PD1は初めて先輩に発表をみられる経験を、
PD2は1年間の成長の実感と初めてモノを作る経験を、
その上の年次や先生はそれらを強化する批評と質問を、
それぞれ一気にやってしまおうという主旨です。

これが、学科及び宮城・高良先生の思惑です。多分。

思惑を、汲み取るかどうかの自由が学生にはあると思います。
フィールドとしてのプロジェクトデザインはこういう経緯で、
講義としてパッケージは用意して受講してもらうわけですが、
自分なりの思惑を入れるなとは言ってない。つか思惑考えよう。

当然それら思惑には、学科のそれと合致してくる場合もあるし、
完全に対立してしまうものものあると思います。
それらの中で、どう折り合いつけて達成していくかは
自分以外の誰にも決められないものじゃないかなと。

それこそ、ガシガシものを作りたい、発表してみたい、
皆と仲良くなりたい、単位だけとって別の勉強に集中したい、
沖縄のこと考えたい、研究やりたい、失敗から学んでほしい、
皆でやり遂げる経験を積みたい、何でもいいから飴舐めたい…

どの思惑もそのうちいくつかは1人で持っているものだし、
みんなそれぞれ思惑が異なっているわけで、
同じフィールドの中でぶつかったり合わさったりするものです。
グループってそういうところから始まるものだと思います。
(社会人も利益縛りあるけど、思惑入り乱れるものだし)

そういう思惑を入れ込む隙を講義でつくっていますので、
まずは自分の思惑が何で、これを満たすために講義はどうするか、
そして他人の思惑に対してどう接していくのか、
ってのが自主性とグループワークの関係の一面だと思います。

あまりそういう場を経験してないはずなので、活かしてみて下さい。

で、当然ですが私にも思惑ってものはあって
「ガンガン成功失敗して何を勉強したらいいのか知ろう」
「他の人と仕事をする難しさと大きさを知ろう」とかです。

前者は、それこそNAL先生の記事まんま。
補足すると、卒業生が就職後、3〜5年経つと口々に
情報工学科の諸々を勉強し直したいと言い出す傾向があって、
ある程度苦労しないと、勉強すべきことが分からないものらしい。
流石にそれは遅いので、せめて1, 2年次のうちに攻められて
あかん全然何も足りない、と危機感持ってくれたらいいなと。

後者は、1人で仕事できるのならそれが一番楽で効率いいけど
コミュニケーションって思いの外コストがでかいので、
複数人でやらなくちゃいけないときにどう話を進めるのか
実地でやって感覚掴めと。いつか大きい何かを作るために。

院生には、管理や指示出しの難しさの体験してほしいのもある。
ちゃんと先の状況を想定しないと、簡単にデスマになります。
結果無理させて、ブラック企業の社長になった院生いましたよね?
上の人の感覚が分かるってのは、先々に身を守る盾と矛になり得ます。

以上が、私の見聞き・推測した先生方の思惑と私の思惑です。
この抗議は、かっちり教科書よんでテストされるものでもなく、
学生が踊るスペースがございます。何を踊りますか?ってとこ。

長くなってきたのでいい加減に話を切るべきなんだけど、
あと最終発表会の話。今年からの新要素もいれてもらいました。

【部門賞の設立】
→ネタ発表班が優勝しがちなので隔離して内容を評価させたい
→優秀な班が独占しつつも、割りと順位は違いが出たので一定の成功
→金賞など全体順位が無いので盛り上がりにくいから来年から復活?
【テーマを沖縄のリーダーに変更】
→10年以上も沖縄振興策聞かされて飽きたしネタ切れ感が
→沖縄ネタ縛りは講義目的上外すことは断念
→振興策縛りではなく、問題と解決する人に変化をつけてみよう
→ファミマ、ブルーシール、auなどの視点な班が出たので来年に期待

あとは予稿をウェブに移行して紙の予稿をやっと廃止できました。
私の絡み始めた数年前からの分のアーカイブも機能しだしたし、
投票も GoogleAppScript ですぐ。Twitterもガッツリ。
今更ですけど、やっと全部電子化できた。交渉時間かけ過ぎorz

去年からだけど Ust で公開ってのと、院生が評価つけるってのは
けっこう裏で議論があったんですが、効果のほうが大きそうで何より。

反省点は、開催時間が思いの外短縮できなかったのと
内容のレベルアップがなかなか捗らないところでしょうか。
前者はもう発表時間削るしか無いとこまできてるけど、
後者は、院生入る前よりマシだけど、講義で色々仕込まないと…
というか反省点2つだけじゃないし。来年までにやること多い。

PD1は自由にさせてもらえたけど、PD2は連携難しかったなぁ…
アレ以上踏み込むと学科カリキュラムひっくり返す必要があるので
PM演習の下請け的な立場の私より適任いるはずなんですが…

ああ、みんな勘違いしているかもですが
宮城先生、高良先生、名嘉村先生が各授業の担当ですよ。
PM演習の講義支援が私の主業務です。
見るに見かねて手の届く範囲の雑用と効率化は手伝ってますけど。

PM演習の改革は来年度から。ごめんね今年はヘバッてた。
微調整に留めていたけどこっちはあんまり自由度高いとダメらしい。
レビューの回数多くして質を担保しないと発散してしまうっぽい。
学部生の面倒で負荷かかりまくっているはずだから
これ以上負荷かけるの避けてたけど、まだ大丈夫っぽいし。

PMやったことない人が教えることになって
世の中にいる本物のPM方を恥ずかしくて見れないのですが、
色々あって今後も私が関わり続けると思います。
外部講師は呼ぶかもですが、中長期的には他に投げにくいし。

せめて嘘は言わないよう良い教科書や人を紹介するに留めるのと
擬似的にでもプロジェクトの経験になるような
グループワークの手配を進めるぐらいが関の山ですかね。
全然私の勉強がおっつかないのでOJTで申し訳ないです。

私の権限でブログに書いてよさそうなのはここまでかね。

今年は学生の深刻なトラブルとか何件もあって、
中には墓場まで持っていかざるをえない話もあったし
全員無事とは言わないけど、まぁ一区切り。
私の検知できなかった話も色々あるだろうけど、区切る。
週明けからの夏休みは、私と学生方自身の次を考える時間です。

他にも言っておきたことが…あったけど忘れた。あと疲れた。

長文記事ですが、あんまり構成考えてなかったので
一時間しかかけてない手抜き文です。暇な時に読んでね(遅い
ではではよい夏休みを。

新入生歓迎LTの運営メモ

新入生歓迎LT祭りの運営手順的なモノです。

毎年混乱しているっぽいので、メモを公開しておきます。
あくまで名嘉のためのモノですので、
詳しいところや、開催への情熱みたいなものは前年度参加者に聞いて下さい。
主催が学生ってところに意味がある気がするので、私は後方支援だけで。

2012年3月時点で加筆を加えたものですので、今後変更の可能性は大いにあります。
一部、他の学科イベントにも流用できる話があるかもです。
—-

【目的】
色んな所から継ぎ接ぎした文章を以下に。

情報工学科の新入生向けに 学生生活、学業、技術面、等の先輩が直面してきた問題や、
気づき、雑談を LT形式 で発表しながら伝える催しです。

先輩から新入生の方へ、
先輩が知っておいて欲しい事、考えてみて欲しい事、学校についての様々な紹介があります。
真面目な話だけではなく、趣味の話題の宣伝もあるような柔らかい集まりです。
学校に早く慣れたい方の足がかり、この先の見通しのヒントになれると思います。

これから情報工学科に入学する新入生に対するアドバイスや、
学校生活のこと、はまっているオススメの趣味や、
他で開催する会の紹介など、話す内容は基本自由です。

【LTとは】
Lightning Talk。5分間でプレゼンテーションを行う発表形式:http://goo.gl/uoQa5

【発表者/聴講者】
新入生、在学生、教員、卒業生、その他関係者っぽい人

【持ちもの】
PC、楽しげな雰囲気

【内容】
学生生活、学業、技術面、等の先輩が直面してきた問題や、気づき、雑談、を伝えられるもの。特に制限無し。

【日時】
毎年4月後半ごろの休日に半日に渡って行う
2013年は 4月20日(土)の14時〜17時。

【発表形式】
時間:基本5分。年によっては5,10,15分の中から選択
質疑:5分らしいけど毎年雰囲気次第
休憩:無い年もあるけど、60〜90分ごとにあったほうが良さそう
スライド:1台のPCにPDFつなげて集める形式と、各自PC持ち込み形式の年がある
→PCのつなぎ変えの時間が勿体無いので名嘉は前者推奨。ただし事前編集の手間との兼ね合い

【必要そうな役割】
・司会
・会場係(機材トラブル対応・質問者へのマイク運び等)
・TL監視/質問抽出係
・タイムキーパー(ドラ娘)
・会場設営・片付け
・告知/宣伝作成
・Ustream配信
・Twitterでtsudaる(実況案内)
・togetter編集
兼役出来そうなのは司会・広報ぐらいかも。あと全部必須ってわけではないです。

Ustはカメラの数次第では増員推奨。
Togetterは、250件ぐらいから過去ログ取得できなくなるので
発表中に順次Togetter編集で追記し続けないといけないです。
tsudaりは、結構頭使うし疲れるので注意。

【ATND・過去の発表へのリンク等】
2013年
http://atnd.org/events/38233
2012年
http://atnd.org/events/27509
2011年
http://atnd.org/events/14367

【告知・根回し】
学科公式サイト、ATND、news-ie、@ieryukyuなどに周知。
B1になるべく来てもらうよう年次指導教官への根回し。
(・∀・)イイネ!!用ボタンのURLや、発表内容とスケジュールは載せよう
ハッシュタグは #ieLT とかも。
Ustreamで配信・アーカイブ化する旨は間違いなく伝えること。

【スタッフ確保】
前年度主催が今年誰かやらないかなー(チラッチラッ
という感じで学部生に声がかかることが多いようです。
今年度主催が決まれば、その人中心に何人か声掛けしてく様子。
全部で2〜5人ってとこでしょうか。スタッフ資格に決まりなどは無いです。

【機材確保】

PCリスト
・(・∀・)イイネ!!表示用PC
・TL表示用PC
・タイムキーパー用PC
・発表スライド表示用PC(必要があれば)
・Ustream配信用PC(必要があれば)

画面表示
・(・∀・)イイネ!!用プロジェクタ
・TL表示用プロジェクタ
・発表スライド用プロジェクタ
・タイムキーパー表示(PC代用可)
322教室備え付けのプロジェクタはスライド表示として、
TLと(・∀・)イイネ!!用プロジェクタとスクリーンを調達して下さい。
毎年、5階会議室の大型テレビも借用してます。

ポインタ/さし棒
スライド送りをリモートでできる機材
(・∀・)イイネ!!の音声用スピーカー
タイムキーパー用ベル(ドラ?)
マイク/電池
Ustream用のカメラ・ミキサー・マイク等(学科管理→名嘉)

【ネットワークの確保】
無線LANの臨時SSID(外部聴衆者用)
Ust用PCには有線ケーブル推奨
→322は事前に後ろから床にケーブル這わせる作業アリ

【教室の確保】
教職員のみ予約可能

(1) 1階事務で希望教室の空室状況の確認、空いていたら仮予約
(2) 教室使用願を貰う
(3) 必要事項書いて提出(使用責任者はこの数年は学科長にしてます)
(4) 夏ならクーラーも事務に頼む。タイマーで休日も動かせる
(5) 当日用の鍵確保。322などの鍵は5階事務室にあって教職員は休日も空けられる

【Ustreamアーカイブ】
2012
録画ミスで細切れなので編集中ですが、一応載せます。あとで纏めます。
http://www.ustream.tv/recorded/22004010
http://www.ustream.tv/recorded/22004041
http://www.ustream.tv/recorded/22004070
http://www.ustream.tv/recorded/22004106
http://www.ustream.tv/recorded/22004160
http://www.ustream.tv/recorded/22004235
http://www.ustream.tv/recorded/22004270
http://www.ustream.tv/recorded/22004316
http://www.ustream.tv/recorded/22004339
http://www.ustream.tv/recorded/22004388
http://www.ustream.tv/recorded/22004460
http://www.ustream.tv/recorded/22004499
http://www.ustream.tv/recorded/22004546
http://www.ustream.tv/recorded/22004623
http://www.ustream.tv/recorded/22004670
http://www.ustream.tv/recorded/22004741
http://www.ustream.tv/recorded/22004785
http://www.ustream.tv/recorded/22004798
http://www.ustream.tv/recorded/22004816
http://www.ustream.tv/recorded/22005002
http://www.ustream.tv/recorded/22005065
http://www.ustream.tv/recorded/22005279
http://www.ustream.tv/recorded/22005583
http://www.ustream.tv/recorded/22006473
http://www.ustream.tv/recorded/22006721

2011
第一部:http://www.ustream.tv/recorded/14215484
第二部(1/2):http://www.ustream.tv/recorded/14217217
第二部(2/2):http://www.ustream.tv/recorded/14217823

【Togetterアーカイブ】
2012
http://togetter.com/li/291157
2011
http://togetter.com/li/127250

【関連URL】
2011 学科サイト案内
http://goo.gl/7CXC0
2012 学科サイト案内
http://goo.gl/0c2P1
tnal先生の2011年感想
http://ie.u-ryukyu.ac.jp/tnal/archives/1587

【前例っぽいプレゼンイベント】

eXtreme HAGO LT 大会 2011 Winter
http://atnd.org/events/11985
eXtreme HAGO 2 LT 大会
http://atnd.org/events/18434
eXtreme HAGO 3(みーち) LT大会 昼の部
http://atnd.org/events/24700

TEDxRyukyu 2010
http://www.tedxryukyu.com/

なんか思い出したら追記します。

卒業式の挨拶

ログを漁ってたら
三ヶ月前に卒業式でやった挨拶のカンペが出てきて既に懐かしいです。
消すのもしのびないので、厚顔無恥も良いところですが
今後の何かの参考になるかもしれないので、晒しておきますね。

実際に話した内容とかなりずれてるのはご愛嬌。あの時期の体調本当に酷かったし。
次回は私なんかよりちゃんとした挨拶できる卒業生を呼んできてくださいね…

—-

今年度の卒業生、修了生の皆さん、まずはおめでとうございます。

今日この場に至るまでに、
先生方やご家族の皆様からも多大なる支援を賜り、
彼らもとても良い時期を過ごせたかと思います。

今回、私はこの情報工学科の卒業生同窓会である
「情報千原クラブ」の一員として挨拶させて頂きます。

私の経験や他の情報工学科卒業生の話を聞きながら
今日、この大学から旅立つ上で伝えたい事は多々あるのですが
あえて一つに絞るとすれば「家族と健康を大事に」と思います。

おそらく、来月から始まる新生活に向けて
仕事に勉強に恋愛に、やりたいことややるべきことが
大学の頃とは比較にならない勢いで押し寄せてくると思います。

就活などで「やりたいこと」をさんざん質問されているはずなので
少なからず予定は立てて、それを実行に移す準備や実力を
在学中に進められたはずです。

ですが、仕事や勉強での「やりたいこと」は
それを支える基盤ができて、初めて成り立つものかと思います。

家族との中が安定していなかったり、
健康を損なう出来事が続いいていたりすると
人間とてもじゃないですが前を向くことができません。
何かと問題を抱えている人というのは、
大体このあたりがこじれていることが多いです。

逆に、しっかり仕事での夢を実現しつつ幸せな家族を作ってる人は
意識的に、もしくは無意識的にでも
家族と折り合いをつけつつ、健康に気を配っています。

夢を持って前に進むための努力もとても大事な話ですが、
同時に、自分の足元の環境を整える努力も続けて下さい。

良い目標を持って、それを叶える工夫…あたりは
他の人が言ってくれるかと思うのでそちらに任せます。

長くなってしまいましたが挨拶は以上となります。
それでは、皆様の今後のご活躍を期待しております。

琉球大学で平成24年度情報系職員募集してます

拡散希望なので珍しくこっちのブログを書きますが、
「琉球大学で、情報系職員として働いてみませんか」

九州地区国立大学法人等職員採用試験サイト
http://www-shiken.jimu.kyushu-u.ac.jp/

正式な情報は後日上記公式サイトから出ますけど、
琉大から、平成24年度情報系職員として新任1名募集します。
事務系や他の技術系職員の募集は私では分かりかねますが、
情報系は広報許可が下りたので、ここで宣伝させてください。

最初に念頭において頂きたいのは、
私(名嘉)は、採用に関しての権限は何もありません。
以下続くのは現場の人間が考えている現時点での話なので、
正確な情報はしかるべき窓口(上記サイト)へお問い合わせ下さい。

【仕事内容】
メインは「工学部・情報工学科への教育支援をする」です。
実験・講義補佐として大学生・院生向けに教えることになります。
身分は大学職員ですが、(現時点では)教員寄りの内容が多いです。

平成23年度新任募集用に作った
簡単に業務内容をまとめたPDFがありますので、ご参照下さい。
情報班業務説明2011

【採用の流れ】
九州地区大学合同の一次試験が5月にあり、
その合格者が各大学で7〜8月に二次試験を受けて、選考が決まります。
大学入試センター試験の公務員試験版と思ってもらえれば良いです。
前回・前々回の琉大情報系募集の場合、二次は面接のみでした。
他の公務員試験と併願する人も割と居るみたいです。

【採用時期と採用後】
採用された方は、既卒なら平成24年9月、新卒なら平成25年4月に
うちの部署に配属されることになると思いますので、
現在私が抱えている仕事をいくつか引き継ぐところから始まるかと。
ゆくゆくは、得意分野に応じて新しく仕事を立ち上げて欲しいです。

【欲しい人材像】
私としては、先程のPDF作成時点から変化はありません。
琉大情報工卒業生ですと勝手が分かっていいかもしれませんが、
そこはおいおい覚えていけばいいので、基本どなたでも歓迎です。
むしろ技能が見たいので、SEなど技術職の経験者だと嬉しいですが。
(面接に関わらないのでこのへん好き放題に私の希望書いてます)

【今回、告知を出した理由】
・いろんな人に受験してもらって受験生全体のレベルを上げたい
・まだ1月なので、しっかり勉強したら試験対策間に合う
・大学の技術系職員、という働き方があることを知ってほしい

個人的には3番目。技官といえば通じる人はいるけどマイナー職業ですし、
特にうちの大学の場合、情報系職員採用して2,3年なので
まだまだどんな仕事ができるのか探っているところも大きいです。
大学は地域の需要に応える場所でもあるので(あと研究・教育も)、
今回を契機に色んな人に知って頂くところから始まる仕事だと思います。

【個人的な余談】
・他の公務員試験と併願すると、法律科目が必須なのでご注意を。
・今回の採用が決まれば、あと数年はうちの部署は募集出さないはずです。
・ほぼ月金で、残業や休日出勤は少なめです。昼間はバタバタしてます。
・待遇は、沖縄の標準的な事務職と大差ないかなぁ、程度。
・受験に年齢制限あるので注意。今の私と同じかちょっと下ぐらい。要確認。
・個人的な感覚では、今から専願で試験対策すると社会人でも突破可能。
・九州共通なので、九州各地の大学・高専とも二次試験併願可能です。

【質問・連絡先】
採用に関する質問は答えられないしそもそも知らないのですが、
私から、現場の認識として、職務内容を伝えることぐらいはできます。
随時受け付けてますので、下記よりお問い合わせ下さい。

琉球大学工学部技術部
名嘉 秀和 (Hidekazu NAKA)
nakarx@ie.u-ryukyu.ac.jp
http://ie.u-ryukyu.ac.jp/~nakarx/

以上、よろしくお願いいたします!

新APITTの募集案内

去年私も参加したAPITTの研修について
新規の募集締切りが近付いているようです。

既卒正向けなので、学科の公式掲示板に貼るわけにもいかず
とりあえず私のブログにて宣伝しておきます・・・
(公式の募集要項サイトがあればいいのですが)

どんな内容かは、ある程度私でも相談に乗れるかと思います。
もちろん資料を取り寄せたり直接当局へ問い合わせたほうが確実ですが。

勉強になるのは確かなので、ぜひとも応募が殺到することを願います。
以上よろしくお願いいたします。

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先にご案内させて頂きました、新APITT(システム開発、ネットワーク構築)の
締切が差し迫っております。

7月20日まで延長して募集いたしますので、ぜひお申込み下さい。

添付の応募書類(履歴書、業務経歴書)にご記入の上、cc.apitt@gmail.comまで
お送り頂ければ、お申込受付となります。

まだまだ余裕がございますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。

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■システム開発コース 第1期 …夜間・土曜開催で受講しやすくなりました!
 開講期間 8月5日~ 9月17日(募集期間 6月20日~7月15日)
 ※平日18:00-21:00または土曜10:00-17:00 全10講義

 ●対象者
  IT系企業・情報システム部門社員(3~5年目程度) 10名
  ・ソフトウェア開発業務経験3~5年以上で、開発言語の習得を終えた方(言語不問)。
  ・上流工程のSEを目指す方。1~2年の設計業務経験があると良い。
  ・上記同等の経験とスキルを持つ求職者も応募可

 ●研修内容
  要件定義から設計までの上流工程技術について「仕様書作成」をテーマに学びます。
  ①.要件定義(業務フロー) ②.要件定義(機能・品質) ③.システムデザイン
  ④.ソフトウェア品質 ⑤.設計技法 ⑥.仕様書作成 ⑦.開発手法
  ⑧.プロジェクト計画(WBS) ⑨.プロジェクト計画(リスク) ⑩.見積技法

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■ネットワーク構築コース 第1期【基本編】 …5日間の集中研修!
 開講期間 8月1日~ 8月 5日(募集期間 6月20日~7月15日)
 ※平日9:00-17:00 全4講義(5日間)

 ●対象者
  IT系企業・情報システム部門社員(3~5年目程度) 4名~8名
  ・Linuxの知識・技能を有することが望ましい。
  ・基本編と応用編を連続して受講できることが望ましい。
  ・但し、基本編の知識を持つ者は応用編のみの受講も可とする。

 ●研修内容
  ①.ネットワーク概論(座学)
  ②.L2/L3スイッチによるネットワーク環境の構築(実習)
  ③.ネットワークセキュリティ概論(座学)
  ④.ネットワークサーバ(座学&実習)

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応募要項をご希望の方は、cc.apitt@gmail.comまでお知らせ下さい。

■今後、以下の研修が開講予定です。ご期待下さい!
 ・システム開発コース 第2期(10月開講 8月下旬募集開始予定)
 ・ネットワーク構築コース 第1期【応用編】( 9月開講 7月下旬募集開始予定)
 ・ネットワーク構築コース 第2期【基本編】(11月開講 9月下旬募集開始予定)
 ・ネットワーク構築コース 第2期【応用編】(12月開講 10月下旬募集開始予定)
 ・プロジェクトマネジメントコース 第1期 ( 9月開講 7月中旬募集開始予定)
 ・プロジェクトマネジメントコース 第2期 (11月開講 9月中旬募集開始予定)

お問合せ先
============================================
琉球大学 産学官連携推進機構 APITT 事務局

〒903-0213 沖縄県西原町字千原1番地
琉球大学 産学官連携推進機構
MAIL: cc.apitt@gmail.com

添付資料
http://ie.u-ryukyu.ac.jp/~nakarx/files/etc/apitt-new.zip

eXtreme Readingを試す

「eXtreme Reading」という単語をTwitterで見かけて
調べてみたら使えそうな読書形式だったので先日試してみました。
せっかくですので、今後のためにまとめておきます。

# 2016/04/22追記 新しくまとめ直しました。
https://ie.u-ryukyu.ac.jp/nakarx/2016/04/22/exteme-reading-xr%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81/

# 2011/11/22追記
# この話題をPDFでまとめることになったので、参考程度にこちらにもアップします。
# 技術発表会(XR)

【導入・計画】

eXtreme Reading(以下 XR )は、eXtreme Programingをベースにした
「集団で一気に本を読むためのアプローチ」らしいです。
定義付けや方法は、人によって微妙に違うのですが大体そんな感じ。
他にも実践された方がいるようなので、いくつか紹介記事のリンク貼ります。

http://goo.gl/ur67t
http://goo.gl/U5n14
http://goo.gl/EzE0o
http://goo.gl/heGzU

共通する項目はこんな感じでしょうか。
・一度に読む単位を決めて、3〜6人程度で黙読する
・分からないならその都度質問し、全員が読み終わったらまとめの議論を行う
・重要な文やキーワードをハッキリさせ、趣旨や本全体の位置づけを確認する
・これらをホワイトボードなどにまとめて、繰り返し読み進める

解説されている利点として以下のような話があげられています。
・レジュメなど前準備いらず
・輪講と比べて、本一冊をまんべんなく、読み逃しなく確認することができる
・他の人の読書や理解へのアプローチに触れることができる

今回、大学院生向けの講義で教科書を短期間で全員に理解してもらう必要が出たため
XRを導入してみることにしました。私や教授含めて全員未経験でしたが、
半年も輪講で座学やりたくないというのは学生も同じ思いだったようです。

講義については、専用のブログを解説しているので詳しくはそちらをご参照下さい。
琉球大学情報工学科・プロジェクトマネジメント演習
http://ie.u-ryukyu.ac.jp/pm/

【実践】

XRを試すにあたって、こんな案内を学生に出しました。
http://goo.gl/kk7SF

今回、プロジェクトマネジメントの講義なので教科書は以下を指定しました。
だいたい350ページの、計算などがなく知識体系の解説が中心の本です。
他の大学の講義がベースになっているので、プロマネ入門用の話題が15章程度にまとめられてます。

飯尾淳(編集),「演習と実例で学ぶプロジェクトマネジメント入門」, Softbank Creative, 2009. ISBN978-4-7973-5559-8.
http://goo.gl/vrRmP

講義登録者は17名だったので、6,6,5の3チーム編成としました。
私と担当教授の二人は、3チームの間を様子見つつ参加するというスタイルです。
細かくチーム分けすると目が届かないのではないかという判断でした。

休日の朝10時集合18時解散で、昼休みや休憩を計2時間程度挟んだかなと。
一度に読む範囲は、章・節単位と意味で区切るように指示しましたが、
実際の配分はそれぞれのチームに任せて、適宜休憩を取る方向でお願いしました。
側で見ていたところ、ペースは、節ごとに30分単位で読む配分に収束していってました。

実質6時間で教科書を読み終わるペースは出なかったので
(2,3章合計で37ページ、60分。1分あたり0.6ページ)、
後半はスピードアップをお願いしてたのですが、逆に疲れさせてしまいました。
全く新しい知識を、話し合い教えあいしつつ読み進めると、案外時間かかりますね。

XRについての導入を最初の30分に、まとめを最後の30分に入れたので
なおのこと時間が足らず、残りは各チームでそれぞれ読んでくるようお願いして
その日は解散となりました。

【評価】

XR終了後、学生にアンケートをとっています。以下のコメント欄を参照下さい。
http://goo.gl/C1pG0

目についた意見をざっくりまとめると、以下のようになります
・ものすごく疲れた
・XRだと全体理解が進みやすい
・輪講よりも章ごとの理解は浅いかもしれない
・話し合いや質問で、考え方を比較・共有できるのは良い
・教科書の全容を把握するのに向いている
・一人だと途中で読むのを挫折していたが、XRはモチベーション維持できた。
・分量が多いので一日では読みきれない
・休日開催でもOKだけど、二回に分けるなど量の調整は必要
・6名でも悪くはないが、話し合いのしやすさでは3,4名が良いかも

一日で読ませようと無理に詰め込んだのが失敗だったようで、
後半になるほど疲れが出ていたのは私にも感じ取れました。反省。
ですが、XR自体については概ね好評を得ており
短期間で一気に全貌がつかめ、チームメンバーが助け合いつつ
質問が常に可能な状況というのは、傍から見てもよい環境だったようです。

今後もXR形式を利用したいか?、という質問にほぼ全員が賛成してくれました。
今回が初だったということもあり多少失敗しましたが、
ノウハウが溜まっていけばかなり使えるという感触を持ちました。

【まとめ・改善】

XRの利点について、今回の試みから書き直します。
・レジュメなど前準備いらず。未読の教科書だけで始められる
・輪講と比べて、本一冊の全容を確認することができる
・(半期を通す講義と比べると)かなりの短期間で内容把握ができる
・参加者全員に一定の理解を求めるケースに最も有用
・他の人の考え方に触れることができ参考になる
・一人で読むよりもモチベーションを保ちやすい
・節ごとに審議と休憩を挟むので、抜け漏れが少ない

XRの欠点は、こんな感じでしょうか。
・疲労度が高い。ペースを調整しないと、後半脱落者がでてくる
・プレゼン発表の経験を詰めない
・話し合いによる理解がチームメンバーの特性・人数に強く依存する
・アドバイザーなどがついてないと、メンバー全員が理解できないページで躓く

また、私がまだ把握しかねている未知数の部分はこちら。
・知識ベースの教科書でしか試してないので、演習問題が多い本だとどうなるか
・英語の本でも使えるらしいが、日本語本と比べるとどうなるか

以上のことを踏まえた、今後のXR運用方法としてはこんな感じにしようと思っています。

・未読の教科書を一気に読むときに効果を発揮する読書形式
・勉強会や講義など、複数の人間で学ぶときに特に有用
・一度に読む単位(章・節)を決めて、3〜4人程度で黙読する
・分からないならその都度質問し、全員が読み終わったらまとめの議論を行う
・黙読から議論終了まで20〜30分のサイクルだと飽きにくい
・どこまで何分かかって読んだかを、しっかり記録しペースを確認する
・重要な文やキーワードをハッキリさせ、趣旨や本全体の位置づけを確認する
・2,3チームに一人程度の割合で、先生/助言役をつけて議論を膠着させない
・これらを各自マインドマップなどにメモってまとめ、繰り返し読み進める
・大学院生で日本語教科書の場合、連続4時間以上は効率が落ちる

eXtream Reading (XR) について、今回の試用によるノウハウは以上になります。
もしも勉強会のスタイルなどでお困りの方が居ましたら一度お試し下さい。
今後も改善を続けていきますが、この記事を参考に
こんなケースだとこういうことになったなどと、報告を頂ければ幸いです。

以上になります。よろしくお願いいたします。