研究室(當間の?)の生い立ち
NAL研(仮)とは,2005年度に新しく出来る予定の研究室です.研究室の指導教官となる當間は情報工学科一期卒で,学生時代は複雑系研究室の出身ということもあり,複雑系工学にちなんだテーマに興味があります.研究の道へと進む一つの切欠になったのが遠藤先生の「人工知能」や山田先生の「知能ロボット」という講義で,複雑研に配属後はそのまま進化計算/最適化を通した人工知能よりのテーマで研究を進めてきました.学部生〜修士にかけて多峰性関数を対象とした適応的免疫的最適化を取り扱ってきましたが,博士後期課程在学中は特別研究員DC1に採用された(注記2)こともあり,より風呂敷を広げた免疫的最適化について考えてました.具体的な内容・論文等は(ひとまず)過去のページの研究成果のページを参照してください.
人工知能に出会ったのが切欠なのは上記の通りなのですが,今改めて考えてみると,どちらかというと人工生命の方により興味を持っていました(注記3).そこに2005年度から新しく研究室を立ち上げる切欠が出来ました.折角なので以前夢見ていた「生命の工学的な実現」を目指してみようじゃないかということで,NAL研(仮)の出番なのです.