GNU ソフトウェア・パッケージをコンパイルするために、Autoconf という統一した 構築形式を用いている(以降の「Autoconf」と「Automake」参照)。GNU ソフトウェ アを構築する際、マシン・タイプとシステム・タイプに対してすべて同じ命名方法 で構築できるようにすることを目的としている。
最終的には、各々のパッケージを1つ1つ別個に構築する必要がなくなるので、1回で システム全体を構築して組み立てることが可能になるだろう。
この構築機構により、ホストとターゲットを別々に指定することも可能になり、ク ロスコンパイラ・ツールの作成が容易になる。現在、ほとんどのGNUプログラムが、 Autoconfで生成された構築スクリプトを使用している。
Go to the first, previous, next, last section, table of contents.