本システムは99年4月から64kbps対応になりました。
注: 本システムは、12月の新ビル移行の後、休止していましたが、 半年たった7月はじめに、ようやっと再開されることになりました。 風の噂では、琉大の事務のせいだとか...
本大学のシステムは、工学部ビル1号館(7階建)に設置されています。 NTT九州移動通信網(株) により、ビルに一つのビル内基 地局(RCU Remote Control Unit) )が設置されいます。RCUは、公衆 回線との接続(8回線まで、今は2回線)及び内線の処理を行ないます。 各階にACS (Advanced Cell Station) と呼ばれるアンテナがありACS には3つまでの接続が可能です。また各階に、ノートパソコン、PHS、 PIAFS PCMCIA card を組み合わせたサーバが用意されています。ま た、情報処理センタには、TAP 8回線があり、外線からの接続を実 現しています。
RCU一つについて32個までACUがつけることができます。 RCUからACSまではは600mまで延ばすことができます。 現在、ACU は、各階、および、大教室合わせて、12個が設置されています。
内線はもちろん無料です。 外線にかかる費用 も公衆電話並です。NTT Docomo は、166 経由でPIAFS接続すると、 全国一律15円/分でInternet接続をすることができます。 ですから、大学に直接接続する方が長時間の場合は経済的(10円+10円/分)です。 あるいは、PIAFと普通のモデムの話すV.34の変換 (PTE)などを利用すると、PTEまでの料金+毎分10円なので、 長距離でも比較的安価です。PTEを利用するには、 DC-2PなどでのPTEの設定を参考にして下さい。ただし、沖縄からだと福岡 を経由になります。
琉大の人は、 使い方を参照してください。
琉大内部ではPHSの受信は良好です。 どうもACSはホームアンテナ経由で動作させることも可能なようです。 北口の方が東口よりも電波は良く届いているようです。 生協の中とかにもアンテナをおいて欲しい所です。 電子情報ビルの内線が届く範囲は、 ビルの内外およそ50mのようです。20mほど離れている 隣の情報処理センタと大学院棟内部でも窓際ならば接続可能です。 これらのビルにはACSやRCUは入っていません。
今は電子情報ビル内にはTAPやWireless TAはありません(!)。その かわり、ノートパソコンとPHSを組み合わせたサーバが複数台あります。
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この2台がサーバです。普通のノートにBSD/OS 3.1を載せて、そこで PCMCIA ethernet card と PIAFS card を入れています。 |
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4年生(いまのところ最上級生)が 苦労して接続しているところです。 |
PIAFS対応PHSならば特に問題なくつながります。ただし、DC-1Sという versionのPCMCIA cardはBSD/OSでは使えないようでしたが、今は 動作しています。今は、 DC-2P + 312S及び321S、611Sを使っています。
![]() | Libretto 50CT 改 PHS。英語キーボード、2.1G Disk、75MHz Pentinum です。 やはり、BSD/OS が載っています。改といっても、 |
![]() | マジックテープで張り付けてあるだけです。 |
PHS PIAFS Data通信を実現するにはいくつかの方法があります。 (やはり NTT九州移動通信網(株)のPHSのページ が詳しい)
PIAFS対応ホームアンテナ | 普通の公衆回線にPHSを接続するもの。20登録できる 使用は一回線だけ |
PIAFS対応TA (TAP) | ISDNとPIAFSが受けられるTA |
Wireless TA | PHSを直接受けられるTA |
オフィスステーション | PBX (ADP内蔵)を使ったPHS/PIAFS system |
LAN直結オフィスステーション | PCU(PHS Communication Unit)というオフィスステーションの LAN直結型 |
ビル内基地局RCU | 公衆回線に接続するPHS/PIAFS基地局。ようするに普通の基地局ですが、 内線登録が可能です。この内線はホームアンテナやオフィスステーション の内線とは異なり、外線と同じ働きをします。 |
本システム 設置までには、いろいろな問題がありました。(提案したのは10月、 実際に設置されたのは翌年の7月です... NTT Personalは2か月で入れられる といったのですが。)