授業評価アンケートは,授業改善の一手法として学生からの意見に耳を傾けるのが目的です.シラバス(講義内容と方法,達成目標,評価基準と評価方法,授業計画)や実際の講義実施において問題がある場合,それに対する改善案までいかなくとも,その事を指摘頂けるだけでも改善の一助となります.
ただし,指摘する際にはその「指摘の仕方」に注意する必要があります.鬱憤晴らしのようなコメントの書き方では,受け手となる教員にとっても「やる気」がそがれてしまいます.教員も感情のある一人の人間なので,何かをやろうとする際にはエネルギーが必要です.そのエネルギーを削ぐような指摘の仕方では,改善策も不十分となってしまったり,改善自体やらなくなってしまうかもしれません.それでは互いにとって不利益でしかありません.
社会に出た際に,問題点を指摘する際に同じような事を口頭で指摘できますか?
出来るのだとすれば,それはこれから直していくようにしましょう.一般社会では通用しません.ただの罵り合いになったり,相手が耳を傾けなくなるため,結果として無駄な時間を過ごすことになります.
出来ないのだとすれば,何故そのようなことを授業評価アンケートではやれるのですか?
無記名なのは「何をどう書いても良いという免罪符」ではありません.
学生が問題点を指摘する事に対して不利益を出さないようにするための措置です.
折角このようなシステムが提供されているにも関わらず,目的外(鬱憤晴らし?晒し?)の事に利用されるのでは,最悪システムを停止せざるを得ません.
同様に,学生だから何でも許されるという訳ではありません. 大学は社会に優れた人材を送り出すための教育を行っているのであり,在学中に社会人として相応しくない言動・行動を行う学生がいたら指導します.何かしら発言する場合には,「相手も自分と同じ感情を持った人間である」ということを意識した上で,不快感にならないような発言・行動に心がける練習をしてください. また,不快であると指摘を受けた場合には,素直にその言葉に耳を傾けましょう.我々教員もそうあるように心がけますので,互いに良い点は学び,悪い点を改善しましょう.
学科システムは積極的に利用して貰って構いません. 例えば,pw を利用して Web サイトを構築した上で情報発信したり, 興味のあるソフトウェアをインストールして動かしてみたり, 学生間での連携向上や情報共有するためのグループウェアを設置したりするのも自由になって貰って構いません.
ただし,負荷が大きすぎて他の学生・教職員に迷惑にならないようにする事と,著作権や個人情報保護法等,法律上違法とならない利用方法であることが求められます. 例えば音楽,TV,DVD,書籍等をキャプチャして公開する事は一般的には許されませんし,場合によってはキャプチャをした事そのものが不法である事もあります. このような行為をやってはならないのは「法律で定められているから」だけの理由ではなく,そのような自らの行為そのものが結果として,自分自身にとって不利益になる将来を作り出す事に繋がるからです. 将来自分で構築・販売したソフトウェア・コンテンツが無料で使われてしまったらどうしますか?
その分かりやすい事例が「コピー防止機能付きCD(CCCD)」でしょう. これは,消費者による身勝手すぎるコピーが蔓延したのを切っ掛けとして,企業側が利益を守るために開発した技術ですが,これによって一番迷惑を被ったのは消費者自身でしょう.この特殊なモノは見た目はCDと違いが分からないにもかかわらず,規格がCDとは異なっており,PC等の複製機で読み込めないだけではなく,幾つかのプレイヤーでは普通に聴くことすら出来ないこともありました.
「Windows XP」もユーザが最も不利益を被った一つの事例です. Microsoft Windows は,普通に購入した場合一台のPCにしかインストールすることが出来ませんが,多くのユーザは違法に多数のPCにインストールしたり,複製して販売することで利益を生み出すといった事をやっていました. その結果,Microsoft はネットワーク上で同じメディアを利用して複数台のPCにインストールされていないかを確認するツールを組み込み始めました. このツールは,違法な利用形態を発見・防止するだけではなく,本来なら問題のない利用方法(例えば,PC1でインストールして利用していたが,古くなったために新しいPC本体のみを購入し,元々あったOSをインストールした上で以前のPCの利用を停止する)ですら「違法である」と判断されてしまい,利用を制限されてしまいます.
このように,自らの行為が将来にどのように影響するのかを考えると違法なことをする事が如何に馬鹿げているかが分かるかと思います. 特に,ここは「情報工学科」というコンピュータ利用に関しては最先端になるべき人材を育成する場所です. 情報工学科の一学生として,各自がITを適切に使うという姿勢を身につけるだけでなく,周りにもそのように働きかけるようにしましょう.
大変残念なことですが,インターンシップ先にて,「情報工の学生ですらメールを読む習慣が付いていないのか」という指摘を受ける事があります. 社会に出ると一日一回では対応が遅すぎます. メールに限らず,普段から連絡が取れるようなスタイルの確立に心がけてください. 『読んでいませんでした』というのは言い訳になりませんので注意すること!
(アナウンス1)NetNewsに関しては,学外からも購読できるようになりました. Mailに関しては,現在調査対応中です.
(アナウンス2)y05 専用の ML(st-y05-all@ie.u-ryukyu.ac.jp)を立ち上げています.読めていない学生は當間まで口頭にて連絡する事.
入学して1年がすぎ,2年目に突入しました. この時点で,「1年次で指定された必修科目を履修し終えつつ,合計35〜40単位程度を取得している」事が理想的です. 既に35単位を下回っている学生は要注意です. 履修規定にあるとおり,4年次(最終学年)へ進級するためには,3年次終了時点で105単位以上(それまでの必修は全て取得済み)を取得している必要があり,それを3年間で割ると1年間あたり35単位,半年で17.5単位程度を平均的に取得する必要があることが分かります. 言い換えると,2年終了時点では70〜80単位程度,3年終了時点で105〜120単位程度を取得している必要があります.
登録の際や年次懇談会において述べていますが,半年あたり平均17.5単位を達成するためには20単位でも十分に余裕があります.現時点(1年終了時)で35単位を「大きく」下回っている場合にはそろそろ厳しくなってきますので,登録した講義は確実に単位を取り,様々なスキルを身につけてください.言い換えると「単位を取ることにどん欲になってください」.受け身的な姿勢では限界があります.自ら積極的に学び,行動するようにしましょう.
2年次〜4年次にかけて、インターンシップ1,2,3があります。 取りまとめは長田先生(3年次指導教員)が行っています.
インターンシップ先の希望調査は、4月末頃〜5月下旬の予定で行う予定です。 インターンシップを希望する学生は、昨年度、一昨年度の受け入れ企業などを参考に、希望する企業を決めておいて下さい。
(2005年度インターンシップ) http://www.ms.ie.u-ryukyu.ac.jp/internship/ (2004年度インターンシップ) http://www.eva.ie.u-ryukyu.ac.jp/~koji/pw/index.php?Internship
なお、企業によってはインターンシップ受け入れをしていない ところもあります(昨年度受け入れていても今年度は受け入れ ない企業もあります。その逆もあるでしょう)。また、1企業 に対して受け入れ可能人数を超える希望者がいる場合は、何ら かの調整が必要な場合があります。 以上の点も考慮して希望先を検討して下さい。
いよいよコース(総合情報 or 計算工学)を選択する次期に差し掛かりました. 実際の選択は「修学計画II」にて行いますが,コース選択ならびにコース変更に関しましては「履修規定」を参照してください. 規定上は原則「計算工学→総合情報」への変更しか認めていませんし,変更は4年次(最終学年)に上がる前に一度だけしか認められていません.
登録調整期間は「4月14日(金)〜4月27日(木)」です. 期限内に玉城・當間まで確認印・超過印を貰う事.
登録単位数は,デフォルト20単位まで.
必要に応じて最大24単位まで許可(要面談).
ただし,1年次後学期に不可が一科目でもあると20単位(+α)です.
以下も参照する事.
工事そのものは終了していますが,Edy番号登録の手続きにトラブルがあったため,登録作業を開始するのが遅れてしまいました.現在,登録作業を開始していますので,各自Edy付きカードやおサイフケータイを入手し,登録手続きを行ってください(ニュースにて告知が出ています).
大学構内は歩行移動を奨励.
普段からきれいに!ゴミは貯めない!