No. 324/2188 Index Prev Next
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From: kabu@cac.co.jp (Toshiyuki " kabu"  FUKUI)
Subject: Re: jyouken hansya
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Message-ID: < 1996Nov1.075712.10245@minori.cac.co.jp> 
Sender: news@minori.cac.co.jp (Usenet News System)
Organization: CAC Co.,Ltd.
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References: < 32731A25.3DBA@alles.or.jp>  < 32736CBA.4C1A.001@people.or.jp>  < cro-ya023180002810960818150001@news.alles.or.jp>  < 1996Oct28.080556.11101@minori.cac.co.jp>  < 327744C9.5E2E@alles.or.jp>  < 1996Oct31.085702.10473@minori.cac.co.jp>  < 3278C53D.3829@alles.or.jp> 
Mime-Version: 1.0
Date: Fri, 1 Nov 1996 07:57:12 GMT
Lines: 106

かぶ@CACです。
#前回の余談(思考形態論、と言おうか何と言おうか)が今回のメイン
#になっちゃいました。m(_ _)m

とりあえず逐語的反論パート。

記事 < 3278C53D.3829@alles.or.jp>  by Kimura Katsuhiko  さん:
> Toshiyuki kabu FUKUI wrote:

> なるほど。風邪と同じく心の病気だと思っていらっしゃるのですね。

#「同じく」ならば「心の」は不要ですけど、単なる書き間違いです
#よね?(^_^;

> あなたはあの文章を読んで綿引さんが心の病気だとどうやって判断
> したんでしょうか?

うーん、「病気ではない」に対する、「病気かもしれない」という、可
能性の問題なんですけど。詳しくは後述。

> >  少なくとも「彼は普通に扱ってもよい」とは『判断』なされているよ
> >  うですね。そしてその『普通』とは『理性的かつ論理的であり、独立
> >  心を有する』のようです。
> >  #普通かなあ?(^_^;
> 
> 普通です。(笑)

そうかなあ?おいらには『理想』(あるべき姿)と感じます。(^_^;
#もちろん、そういう『理想』が『普通』の状態である、と定義してい
#るのかもしれませんが。ただ、やっぱり現実における『普通』は、
#それ以下だと思いますよ。(^_^;

> だって基本的に『(自分は甘えてないから)お前も甘えるな』とか
> そういう表現方法しか忠告というものはとれませんから。

そんなことないですよお。『忠告』するためには、『理想的な状態』
を理解してさえいればいいんですから。自分がそうであるか否かは必
要ないでしょう。説得力を持ちうるか否かは相手の思考形態に依存し
ますし。
#おいらなんかは「自分がそうだから」式の意見って、あまり説得力
#を感じないんですよねえ。理由になってないから。「こうあるべき
#だ」なら論理的に考えられるけど。

ここから最初に書いた「思考形態論争」パート。

> >  #まあ車椅子にのってれば足が悪いんだな、と『誰でも』わかります
> >  #けどね。
> 
> 本当にそうかは本人に「足が悪いのですか?」と聞かなければ
> 分からないでしょう。
> 車椅子のテストをしている人かもしれませんね。
> あまり早合点なさらないように。

これは『最悪のケースの想定』です。本当は足が悪くなくても別にい
いじゃないですか。
で、そういう早合点したからって何か問題が発生するんでしょうか?
早合点したこと(認識ミス)それ自体、そしてそれから派生する「自
分が恥ずかしい」ということ(即ち自分自身の問題)以外に。

> 「彼のためにならない可能性がある。」のなら「彼のためになる可能性がある。」
> かもしれませんね。私はそれを指摘しておきましょう。

もちろんわかってますよ。ただ、「ためになる可能性があるからなら
ない可能性に目をつぶる」か、「ためにならない可能性があるからな
る可能性に目をつぶる」かの比較衡量は、その結果の重大度との掛け
算によって、いわば期待値を求めてから行う方がいいのではないかと
思うのです。
マイナスの値が(非常に)大きければ、蓋然性が低くても期待値のマ
イナス値(の絶対値)は大きいですよね?

> あなたはどうしても登校拒否児を病気にしたいのですね。
> それこそ、「本当の理由」を聞かないと分からないと思うのだが。

こういうことを読むと、木村さんって「事象は確定してなくてはなら
ない」という信念をお持ちだと判断してしまいます。そして、「確定
した事象に対してのみ正当な行動が取れる」とも。
#あえて裏から見ると、「判断保留」の言い訳としてそのような理論
#武装をしている、とも。判断の間違いによる結果を恐れるあまり。
#ここでまた、上述の車椅子の話が出てくるわけですね。なぜ早合点
#が問題なのですか、と。

と、いうことで、「病気であるか否かを確定しなければいけない」と
いう思考形態はおいらはとっていません。ただひたすら「病気である
可能性があり、そのケースが最悪なのだから、そこを基準にして考え
る必要がある」というわけなのです。
#今まで解説してなかった(と思う)のは、『可能性の比較衡量とい
#う方法論は理性において自明』だと思ってたもんで。(^_^;
結果、病気でなかったとしても、それはそれで「良かった」じゃない
ですか。(何度も言いますが)「自分自身について以外に、何か問題
がありますか?」

> >  #自分がそんな俗物で下衆だからって他人もそうだと思うなよって?
> >  #いやまったく。語るに落ちてます(爆)。
> 
> いや。かぶさんは大変ユニークな考え方の持ち主なのですね。
> あなたに『下衆野郎』と云われてもなんとなく怒る気がしません。
> ただ、『変わった人だなあ』と思うだけですけど。

皮肉かも知れないけど、人の褒め言葉(そうかあ?)は素直に取った
方が精神衛生上よろしいので、とりあえず、
「いや〜恐れ入ります(^_^;;;」。
-- 
  (株)シーエーシー    技術本部  インテグレーション推進室   (¨)
                        福井"かぶ"敏幸        =∪=

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